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中国地方最大の大河、江の川。中国山地の水源から194キロ、多くの支流の水を集め日本海に注ぐ河口に、江津市は位置しています。「江津(川の港)」の名のとおり、古くは江の川河口の港として発展し、江戸時代には北前船の寄港地として栄えました。かつての中心地であった江津本町には江戸時代に建築された商家の家屋なども多く残り、往時の面影を今にとどめています。江の川を通じた地域間のつながりも深く、平成16年に同じ江の川流域の桜江町と合併し現在の市域となりました。
良質な粘土層に恵まれていることから、日本三大瓦の一つ、石州瓦の産地としても知られます。「来待(きまち)色」とも呼ばれる赤瓦は寒さに強く、耐久性に優れ、全国各地に流通しています。市内には江津本町をはじめ赤瓦の町並みが広がり、地元のアイデンティティーにもなっています。
東西に長い島根県の中で、江津市は西部(石見地方)に位置します。
県庁所在地の松江市から西へ約100キロ、中国地方最大の都市・広島市からは北へ約110キロの距離です。所要時間は松江市から約2時間、広島市から約1時間40分です。
他の主要都市からは、福岡から約310キロ、大阪から約400キロ、東京から約880キロの距離に位置します。
島根県江津市江津町1016番地4
132°13′02″
35°00′42″
江津市は、高等学校「地理A」の教科書で「東京から一番遠いまち」として取り上げられたことがあります。
これを逆手に取り、2016年には東京・渋谷ヒカリエでイベント「東京なんてフっちゃえば?展~東京からいちばん遠いまち島根県江津市からの提案」を開催。江津で生まれたデザイン・製品を展示したほか、地元のクリエイターらによるトークセッションを開いたところ、3日間で1000人が訪れました。「東京から一番遠い」は、江津の売りでもあります。
東京からの所要時間はこちらからご確認を Yahoo!路線情報<外部リンク>
江津市の魅力をもっと知るにはGO-GOTSU!サイト<外部リンク>
江津市の面積は、268.24平方キロメートルです。
江津市の面積は島根県内8市の中で最小です(最大は益田市の733.19平方キロメートル)。
全国790の市の中では277番目の広さです。
全国で一番面積の大きい市、岐阜県高山市(2177.61平方キロメートル)は、江津市の8倍の広さです。
全国で一番面積の小さい市、埼玉県蕨市(5.11平方キロメートル)は、江津市の0.019倍の広さです。
江津市の面積を東京ドームに換算すると5707個分になります。
鉄道は、日本海に沿ってJR山陰本線が走っています。
江津市内の代表駅は江津駅で、すべての特急列車が止まります。
このほか、しまね海洋館アクアスの最寄駅である波子駅にも、一部の特急列車が止まります。
江津市内のダイヤを調べるにはYahoo!路線情報<外部リンク>
(JR三江線は平成30年3月31日をもって廃線となりました。)
山陰自動車道江津道路が市中心部から西へ延び、江津市内には2つのインターチェンジ(江津と江津西)があります。
江津道路は浜田自動車道と接続し、全国の高速道路網とつながっています。
江津市内への高速道路での所要時間を調べるにはネクスコ西日本ホームページ<外部リンク>
江津市内には小学校7校、中学校4校があり、地域の方々に見守られながら児童・生徒が日々成長しています。
江津市内には、24,000人規模のまちとしては珍しく、4校もの高校(公立2校、私立2校)があり、それぞれが特色のある教育を展開しています。
島根県立江津高等学校<外部リンク><外部リンク>
島根県立江津工業高等学校<外部リンク><外部リンク>
石見智翠館高等学校<外部リンク><外部リンク>
キリスト教愛真高等学校<外部リンク><外部リンク>
島根職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ島根)は、産業界の変化に対応できる高度な知識と技能・技術を兼ね備えた実践技術者(テクニシャン・エンジニア)を育成しています。
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