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ヨシヒコの江津まち歩きツアー 桜江町長谷(令和5年3月31日)
「まち歩きマップ」作成までの取り組みを紹介します。
ヨシヒコの江津まち歩きツアー 桜江町長谷
桜江町長谷には噺山(はなしやま)という名前の山があります。そこには昔、波梨入道(はなしにゅうどう)という人がたくさんの物語を残したという言い伝えが残っており、その中でも『火焚きすずめ』の物語は、『舌切り雀』の元になった話とも言われています。
そんな物語の里でまち歩きをして市民の皆さんにその町のいいところとウォーキングの良さを伝えたい。
目指せ1万歩のまち歩き!
スタート
出発は噺山登山口の看板からのスタートです。ここは登山口ではなく登山口の看板がある場所です。
今回は、広報担当のアニキと一緒に噺山を上ります。アニキとは有福温泉町本明の本明山を一緒に登った以来です。噺山を登る人は、この登山口の看板を過ぎてずっと上まで車で行くことができるので、車で登山口まで行ってください。
林道噺山線を頂上方面へ
看板のあった市道山中4号線からすぐに林道噺山線に道路が変わり、その道を頂上方面に歩きます。
噺山は明治22年の切図では、この周辺は咄山(はなしやま)と書かれていました。
時代が変わって噺山になったみたいです。
早くもしんどい
林道噺山線を延々に歩いていると「平成十五年度 起点」と書かれた標柱が立っていました。体重のせいか、すでに歩くのがしんどくなってきました。この先がまだまだ距離がありそうなので、気を引き締めて歩いていきたいと思います。
山の木を伐採作業中
林道噺山線を先に進むと、山に生えている木を伐採するための作業車とすれ違いました。もうそろそろで登山口に到着だと思います。
登山口
登山口に到着しました。
登山道入り口の横には車が10台くらい駐車できるスペースがあります。
火焚きすずめの看板
火焚きすずめの看板がありました。火焚きすずめの物語は、人の良いおじいさんがすずめを助けて褒美をもらい、欲深いおばあさんが、真似をして、痛い目に遭う、物語です。私も人の良い人間になってすずめを助けて、いつかは褒美をもらいたいです。
登山開始
登山道を登ります。急に傾斜がきつくなり道は階段になっています。
やっぱりしんどい
登山道になった途端テンションは爆下がりでしんどくなってきました。一旦休憩します。
頂上手前
登山口から10分くらい歩くと頂上手前まできました。この付近の傾斜は緩やかなので歩きやすいです。
頂上に到着
頂上に到着しました。見張らしが良く、北側に日本海が見えます。昔の桜江町長谷の人はこの海を見ながら想いを馳せていたんだな、と感慨深くなります。
ちょっと休憩したら、下山します。
登山口看板まで下山
アニキを先頭に下山します。
3月は別れの時期でもありますが、アニキは広報係から異動となってしまうため、私と一緒に歩いてくれるのもこれが最後です。ちなみにここでは勝手にアニキと称されていますが、普段はアニキとか呼んだことはありません。
頂上から10分歩いて登山口まで戻りました。
続いて私も戻りました。
アニキとの別れ
登山口から林道噺山線を下って最初の地点まで戻りました。ここまでで7,500歩なので、まち歩きは続きますが、アニキとのまち歩きはここで終了です。今までまち歩きに一緒に行ってくれてありがとう!そして、勝手にアニキと呼んでごめんよ(涙)
号泣している私を尻目に、さっさとアニキはいなくなってしまいました。異動先でもがんばってほしい。
残りのまち歩き
山中八幡宮
登山口看板からすぐのところに山中八幡宮があります。この八幡宮では日本国内でも見ることができない珍しい行事を行っています。令和3~4年度で江津市教育委員会でその行事の調査を行いました。
私もその調査に少し携わりました。その行事が素晴らしすぎて、行事をされる住民の1人1人が仮面ライダーのようなスーパーヒーローに見えています。尊すぎる!
山中のお改めとシシ狩り行事の看板
その行事の看板があり、解説が書いてあります。山中八幡宮の摂社の甘之宮の御神体を改めて占う行事と、シシに見立てた餅に矢を射抜く行事を同じ日に行います。
高宮前
山中八幡宮から県道桜江金城線を東に歩くと、集会所があります。その道の正面の高台に高宮と呼ばれる場所があります。昔はそこに先ほどの甘之宮があったのではないかと考えられています。
御神体米を作る田んぼ
高宮前を通り過ぎると、県道桜江金城線と市道新山中線の交差点付近に田んぼがあります。
この田んぼでは令和2年に先ほどの甘之宮の御神体となっているお米が作られました。御神体がお米になっているのも珍しいです。
また、御神体米は他のお米と違って、作る時に場所は上流の方のきれいな水で作らなければいけない、などのいろいろな制約もあります。
流鏑馬
県道桜江金城線を東に進みます。
この辺りの家に屋号が「的場」という家があり、先ほどの八幡宮での昔の行事に流鏑馬があったとされていることから、このあたりで流鏑馬を行っていたのではないかと考えています。
風の国
風の国入り口
県道桜江金城線を東に進むと風の国の入口まで来ました。毎年夏に行われるピクニックランさくらえでは、この上の広場がゴールになります。
そのため、この上りの道は最後の一番しんどい所になるため、あんまりいい思い出はありません。
風の工房
風の国の敷地内に風の工房があります。
ここでは、江津市指定文化財の勝地半紙の制作及び販売を行っております。
勝地半紙の技術保持者の佐々木さんと写真を撮りました。
風の国建物
風の工房の前に風の国の建物があります。
玄関はこんな感じでおしゃれです。是非みなさん足を運んでください。
グランピング施設
敷地内にはグランピング施設もあります。今度ここに泊まりにこようと思います。
グラウンドゴルフ場
風の国敷地内にはグラウンドゴルフ場もあります。このグラウンドゴルフ場の方から、敷地外に出てゴールを目指します。
ゴール
ゴール。
最初の噺山登山口看板前に到着しました。
今回は13,000歩を歩きました。最初が登山だったので、とてもしんどかったです。
また、アニキとの別れは、とても寂しかったです。
実は、今回のまち歩きで1年が終わりました。継続してまち歩きをした結果、体重が…。
3キロ痩せました。やばい恐るべしまち歩き。来年度もまち歩きをするかどうか、悩み中です。
誰か一緒に歩いてくれる人がいればなぁ。目指せ10,000歩!
桜江町長谷まち歩きマップ(約13,000歩)
過去のまち歩きツアー
1年を振り返って
まち歩きを1年継続した結果、体重が減少し、すこぶる元気になりました。
また、まち歩きでいろいろな人と出会うことができました。夏に一緒に歩いた大学生に、冬に再開した時には「あれから、まち歩きをするようになりました。」と言われました。9月に一緒に歩いた中学生は甲子園を目指すために、無事に第1希望の高校に進学したそうです。
ほかにもいろいろな人に助けていただきながら1年終わりました。
江津市のみなさんが、健康でいられるように、これからもいろいろな情報を発信したいと思います。