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ヨシヒコの江津まち歩きツアー 渡津町(令和4年6月30日)
「まち歩きマップ」作成までの取り組みを紹介します。
ヨシヒコのまち歩きツアー 渡津町
最近、まち歩きを始めたら、すこぶる身体の調子が良い。これを市民のみなさんに知らせたら、江津市全体の医療費がぐっと減り、市民のみんなが元気になるかもしれない。
よし、今回は渡津町でまち歩きマップを作って、市民のみなさんに、文化財や道路の名前、観光地などを知ってもらおう!
目指せ1万歩のまち歩き!
スタート
渡津地域コミュニティ交流センターから出発です。
渡津小学校前
渡津地域コミュニティ交流センターを出て、県道浅利渡津線を大田市方面へ歩きます。
JR山陰本線の渡津踏切を越えると渡津小学校があります。渡津小学校は明治7年設立で、現在の校舎は昭和54年に建てられました。
県道浅利渡津線
県道浅利渡津線に戻り、再び大田市方面へ向かいます。お!右手に何か発見!
青木秀清の碑の看板
青木秀清翁の碑発見!
青木秀清さんは、渡津町長田出身のお医者さんで、井戸平左衛門さんと石田春律さんとともに石見の甘藷の三大恩人といわれています。
東へ進む
県道浅利渡津線を東へ。
この道は、近世山陰道が通っていたとされる道です。
嘉戸塩田口
嘉戸塩田口まで歩くと、明治38年2月建立の戦没追悼碑があります。
スタートからここまでで約1キロメートル。1,200歩くらい歩きました。
左側の道の市道塩田海岸線を進みます。
井戸平左衛門の碑
井戸平左衛門の碑がありました。
碑は1町に1つはあります。飢饉を救った大恩人として、とても素晴らしい人だったことがうかがえます。
国道9号を渡る
市道塩田海岸線を進むと、国道9号線に出ます。そのまま9号を渡ります。
塩田里道踏切
国道9号を渡るとJR山陰本線の塩田里道踏切があります。
ここは、かまぼこ型踏切の看板があり、大型トレーラー等の通行は危険だそうです。
このままかまぼこ型踏切を渡ります。
塩風館
塩風館に到着しました。ここは地域の方の集会所になっています。
「塩風館」という名前がかっこいいです!
このまま市道塩田海岸線を海岸方面へ進みます。
塩田のまちなか
この付近には、旧家が並んでいます。スタートから約1.5キロメートル、1,800歩進みました。
この先は市道塩田渡津線を渡津方面へ戻ります。
大歳神社
大歳神社に到着しました。
この建物は享保7年(1721)に再建したものです。この社殿の中には、渡津出身の画家の林耕雲の絵『ヌエ退治』の額が壁に掛けられています。
林耕雲さんは、文化8年(1811)に渡津村塩田で生まれ、京都で横山清輝の門下生として絵を学びました。
嘉戸八幡宮
市道塩田渡津線を歩きつづけると、嘉戸八幡宮の入り口に着きます。
ここの建物は鳥居より先にあり、天正16年(1588)に再建されました。
この山の上には江戸時代よりも前に鎌満城という山城がありました。
嘉戸のまちなか
市道塩田渡津線を西へ進むと嘉戸のまちなかに出ます。
気温は30度を超えて、湿気もすごいので、相当しんどくなってきました。
9号の飲酒運転追放看板
国道9号に出ました。江津警察署の『飲酒運転追放』看板があります。
下には『安全・安心なまち』と書かれています。
天気は曇りですが、地味に暑いです。
消防署
国道9号を進むと、消防署があります。
職員の人に許可をもらい撮影しました。
消防車が2台写っており、『江津P1』号と『江津T1』号でした。右の奥には救助工作車も少し見えています。
特殊仕様の車両は、間近で見ると興奮します。
江の川堤防階段
消防署と国土交通省浜田河川国道事務所江の川下流出張所付近から江の川の堤防を通ります。
江の川は大きな河川なのに河口付近に平野がありません。先日、文化財の市民講座でも講師の方が言ってました。
江の川リバーサイドパークからの日本製紙江津工場の眺め
河川敷を上流に向かって歩くと、江の川リバーサイドパークというサッカー場があります。川の向こうには、江津を代表する工場があります。
江津は『煙突のある町』です。
江の川の堤防
堤防の上に来ました。
ここは歩きやすい場所なので、ジョギングしている人も多いです。
河川敷は青春する場所だと若い頃は思っていましたが、ここは堤防で、水害を防ぐ場所だと改めて認識しました。青春を返してほしい。
市道三反田川通線
堤防を下りて、市道三反田川通線を歩きます。
このまま一度国道9号に出ます。おそらく右側の河川が三反田川と思われます。
渡津天満宮
国道9号を江川橋(バイパスじゃないほう)方面へ行き、市道岩貝線を長田方面へ。
キヌヤの向かいに天満宮があります。
ここは万寿3年(1026)に勧請されたと伝えられているので、万寿の大津波以降のことだと考えられています。万寿の大津波からもうすぐ1,000年が経とうとしています。
渡津なかよし地下道
天満宮をUターンし、江津バイパス東口まで戻ります。
渡津なかよし地下道を通って、国道9号の反対側に出ます。
ゴール付近
県道浅利渡津線に戻り、ゴール付近まで来ました。この先の渡津地域コミュニティ交流センターまでもう少しです。
今回は暑さもあり、8,500歩で終了しました。皆さんも熱中症には気を付けましょう。
渡津は歩いてみると地図でみるよりも歩きやすかったです。
目指せ1万歩!
街歩きマップ(渡津町 約8,000歩)
過去のまち歩きツアー