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市山地区鋳物師山根家試掘調査情報(令和4年4月30日)
掲載日:2022年4月30日更新
「鋳物師山根家付近」試掘調査情報(令和4年4月30日)
桜江町市山で試掘を行いました。
この場所は中世から近世にかけて鋳物師山根家が工房として使用していた場所です。
トレンチ1
敷地の西側に長さ3.6メートル、幅1.0メートルの掘削を行いました。
深さ0.6メートル掘ったところで水が沸いてきたため、それよりも深く掘ることはやめました。
ここでは、コンクリート製の溝が出てきました。最近のものでした。
トレンチ2
長さ4.0メートル、幅1.0メートルの掘削を行いました。
ここも深さ0.6メートルで水が沸いてきたため、これ以上深く掘ることはやめました。
ここからはコンクリート製の溝とコンクリート製の建物の基礎が出てきました。
そのほかにカワラケや陶磁器片が出てきましたが、鋳物師に関係する遺物や遺跡などはありませんでした。