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遺跡発掘「半田浜遺跡」調査情報(令和元6月1日)

掲載日:2019年6月1日更新
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遺跡「半田浜遺跡」発掘調査情報(令和元年6月1日)

江津市二宮町で行われている民間開発事業に伴った発掘調査です。

令和元年度半田浜遺跡

 

開発現場から土層が新たに出現し、土器が散乱していたため、遺跡の発掘調査を行うこととなりました。

尾根沿いの道

尾根沿いに人が歩くための道と水が流れる水路の跡が出てきました。

尾根沿いの道

土器の溜まっていた場所

土器溜まり検出

頂上周辺では土器のかけらが固まって見つかりました。

出土した土器

出土した土器には様々な色や器面のものがあります。

法面に並行した2本の道

さらに調査を続けると、新たに道と水路がみつかりました。

半田浜遺跡並行する2つの道

新たにみつかった上の道は、人工的に土を盛って周辺よりも一段高い形状になっています。

尾根沿いの道は、法面を削って高さを揃えた道の形状になっていて、作り方は対照的です。

この道は居住地から作業地などへ移動するための道と考えられます。

 

新たにみつかった道の盛り土の中から、土器が2点出土しました。今後はその土器の時期を調べて、道ができた年代を推定します。なお、遺跡現場は工事現場内のため、関係者以外立ち入り禁止となっています。

今回の発掘調査は民間開発に伴う調査のため、事業者の株式会社原工務所さんには大変ご協力をいただきました。ありがとうございました。

これまでの調査内容

遺跡「岩瀧寺跡」発掘調査情報8(H31.3.1)