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ヨシヒコの江津まち歩きツアー 和木町(令和4年9月30日)

掲載日:2022年9月30日更新
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「まち歩きマップ」作成までの取り組みを紹介します。

ヨシヒコのまち歩きツアー 和木町

まち歩きをして市民の皆さんにその町のいいところとウォーキングの良さを伝えたい。

今回は和木町でまち歩きしたので、そのマップを作って市民の皆さんに、文化財や道路の名前、観光地などを知ってもらおう!

また、職場体験の中学生と一緒に懐かしい出会いの旅をします!

目指せ1万歩のまち歩き!

スタート

出発は和木地域コミュニティ交流センターです。今回は職場体験中の地元の中学生と一緒に歩きます。なかなかの好青年です。

右側にある石塔は、『旧露国イ号殉職者慰霊碑』です。この石塔はもともと海岸にありましたが、最近コミセンの前に移ってきました。この塔は日本海海戦において沈没したロシア軍輸送船の引き揚げ作業を試みた元日本船舶振興会長の笹川良一さんにより昭和34年に建立されました。

和木では明治38年に航行不能となったロシアの船舶のイルティッシュ号の乗組員256名を当時の和木の町民が助けたことが逸話として語り継がれています。

スタートコミセン前

市道北新地4号線

北新地4号線

和木地域コミュニティ交流センターを出て右に曲がり、市道北新地4号線を南側に進みます。

和木町は、昔からの町なみの地下(じげ)と呼ばれる地域と新しい町なみの新開(しんがい)と呼ばれる地域があります。

一畑薬師堂参道入口

一畑薬師堂

国道9号を越えて、市道和木都野津線を西側に進みます。

すぐのところに一畑薬師堂参道入口の標柱があります。

井戸公碑

井戸公碑

市道和木都野津線は国道9号と並んで通っています。

その道をを西側に進むと、芋代官碑がありました。この石碑は自然石で『慶遣澤』と刻まれています。

これは、「あなたが遺してくださった、恵みを私たちは慶んでいます」という意味があります。

地蔵群

地蔵群

市道和木都野津線と和木新谷(にいだに)線の交差点に地蔵群がありました。

地蔵はそこを通る人の安全を見守っている気がして、なんだか心強いです。

市道和木新谷線

和木新谷線

市道和木新谷線を南側に進みます。右側に和木川が流れており、その先の右奥には大年神社があります。

この道をずっと進むと、久本奥(くもとおく)窯跡(県遺跡番号303)があります。遠いので今回はそこまでは行きません。

小川庭園の前

小川家前

小川庭園の前に到着しました。

職場体験の中学生は、授業で小学校4年生の頃に来たぶりです。この場所では、庭園の鑑賞だけではなく、授業の一環で和木町の歴史や小川家の歴史などを勉強することもできます。

おすすめです!

小川庭園

小川庭園

小川庭園の中で庭園の説明や和木の歴史・小川家の歴史などの説明を聞くことができました。

この庭園は上下二段式の池泉鑑賞式庭園で、現在は石の保護のため水の流れを止めています。

天平の石は一つづつ角度を変えて立てられていて無駄のない造りになっています。その芸術性は専門家の評価も高いそうです。

また、石見根付の清水巌も小川家と密接に関係しており、清水巌についての説明もしてもらいました。

小川家を出発

小川家前2

小川家で勉強した後に、ふたたび、まち歩きに出ます。

小川家の前には県指定史跡の看板があります。指定番号は1番です。すごい!

国道9号とウロコアート

国道9号

国道9号まで戻りました。

このあたりには『ウロコアート』の工芸をされる方が住んでいます。

職場体験の中学生も小学校の頃に授業でウロコアートを学びに来たそうです。

ウロコアートは、江津市文化祭で出品されても来館者の目に留まり、人気があります。

市道道免線

道免線

国道9号から山田釣具店跡地を山の方に進み、市道道免線まっすぐ歩きます。

この道は道の真ん中に側溝があって、「雨水はたまりやすいけど、道路の両側から圧力がかかって、崩れやすいんだよ」と説明をしながら歩いてます。

岩根神社

南新地4号線

市道南新地4号線を歩いています。右側にはいちご山児童公園があります。

このあたりは、いちご山とよばれている地域です。奥の山はうさぎ山とよばれている地域です。

なんかメルヘンな町です。

再び国道9号を東へ

国道9号線を東へ

いちご山を下りて、国道9号へ戻りました。

中学校の職場体験はいろいろなところで行われており、この付近の飲食店や保育園などでも職場体験をしているみたいです。

和木北児童公園

和木北公園

国道9号を新川まで歩き、新川沿いから産業道路に出て西へ進むと、和木北区画整理事業地の真島ニュータウンに到着しました。

この地区内に和木北児童公園があります。

市道江津敬川海岸線

産業道路

和木北児童公園から市道江津敬川海岸線に出て西へ進みます。

市道江津敬川海岸線は通称産業道路として、市民の皆さんに愛されています。

昔はここの先から海岸に入ったところに、今回のスタート地点にあった『旧露国イ号殉職者慰霊碑』がありました。

スーパーおき

スーパーおき

市道江津敬川海岸線を歩いていると、JR山陰本線のスーパーおき2号米子行きとすれ違いました。

スーパーおきはキハ187系気動車です。同じタイプの車両でスーパーまつかぜもここを通っており、どっちがどっちかわからなくなりますが、スーパーおきが米子から新山口の区間を走ります。スーパーまつかぜは鳥取から益田の区間を走ります。

ちなみにここらでは、電車ではなく汽車といいます。その名の通り、電気ではなくディーゼルで動きます。

踏切の向こう側でわかったこと

和木踏切

市道江津敬川海岸線から北新地4号線を通りゴールまで進みます。

ここらへんで、互いにカープファンだということがわかりました。

しかし、すでに遅し…。ゴールが間近なので、そんなにカープの会話ができず意気投合まではできなかった(涙)。

ゴール

ゴール和木コミセン

ゴール!和木地域コミュニティ交流センターに到着しました。

今回は小川家で和木町や小川家などの話を聞いたため、少し歩く距離を減らしました。だいたい7,000歩くらい歩きました。

中学生には地元に住んでいることから、いろいろと教えてもらいました。

勉強になりました。ありがとうございます。

おまけ

和木コミセンの人との出会い

和木地域コミュニティ交流センターの前で写真撮った後に、一応挨拶しにお邪魔しました。

「え!?ゲンちゃん!?ゲンちゃんなの?!」

「お~!、ゲンちゃんじゃないか~!」

と和木地域コミュニティ交流センターのセンター長と主事さんが懐かしそうに話しかけてこられました。

「あんなに小さかったのに!こんなに大きくなって!」と目を細めて、昔話に花が咲いていました。

ゲンちゃんはグレないでほしい。願ってます。流れ星に。

あと、目指せ1万歩!

街歩きマップ(和木町 約7,000歩)

まち歩きマップ

過去のまち歩きツアー

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