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単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換のお願い

掲載日:2024年11月26日更新
<外部リンク>

​浄化槽について

浄化槽には、単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の2種類があります。
このうち、単独処理浄化槽については、浄化槽法の改正により平成13年4月1日から新規設置が禁止されています。
しかし、江津市ではまだ全体の6割が単独処理浄化槽を使用されています。(令和6年4月1日現在、合併1,429基:単独2,167基)
浄化槽法では、「単独処理浄化槽を使用する者は、合併処理浄化槽の設置等に努めなければならない」(附則第3条関係)とされていますので、単独処理浄化槽をご使用の方は合併処理浄化槽への転換をお願いします。

単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の性能の違い

単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の性能の違いを紹介します。
また、参考に汲み取りと下水道の性能も併せて紹介します。
一人一日当たり放流汚濁物質については、平均BOD量を約40g(うちトイレ13g、その他雑排水27g)として計算しています。
なお、BOD(生物化学的酸素要求量)とは水質の汚濁を表す指標です。

各種性能の違い

名称

処理性能

処理対象

一人一日当たり放流汚濁物質 (※1)

単独処理浄化槽

BOD除去率65%以上、放流水のBOD濃度90mg/L以下

トイレのみ
(台所、風呂、洗濯、洗面などは処理しません)

トイレ:13g‐13g×65%=5g
その他雑排水:27g(未処理)
合計:32g

合併処理浄化槽

BOD除去率90%以上、放流水のBOD濃度20mg/L以下

トイレ、台所、風呂、洗濯、洗面等生活雑排水すべて

雑排水すべて:40g‐40g×90%=4g
合計:4g

汲み取り(参考)

トイレ:0g(汲み取りのため排出なし)
その他雑排水:27g(未処理)
合計:27g

下水道(参考)

計画放流水質BOD15mg/L以下

トイレ、台所、風呂、洗濯、洗面等生活雑排水すべて

計画放流BOD15mg/L×生活汚水量220L=3300mg=3g
合計:3g

上記のとおり、単独処理浄化槽は合併処理浄化槽の8倍、汲み取りの1.2倍、下水道の11倍の汚濁物質を排出しています
これが原因となり、放流先の道路側溝などにヘドロが堆積し、悪臭や蚊・ハエなどが発生します。
みなさんがお住いの水環境保全のため、早期に合併処理浄化槽へ転換しましょう。

単独浄化槽と合併浄化槽の見分け方(参考)

まず平成13年4月1日以降に設置されたものは合併処理浄化槽です。
それよりも前に設置されたものは、下記の通り蓋の枚数で簡易的に見分けることができます。
ただし、浄化槽にポンプ槽を追加して蓋の枚数が異なっていること等もありますので、詳しくは住宅の建築会社や浄化槽の管理会社にご確認いただくことをお勧めします。

見分け方(参考)

名称

浄化槽の蓋の数

単独処理浄化槽

2枚

合併処理浄化槽

3枚(近年は小型化により5人槽で蓋が2枚の製品もあります)

合併処理浄化槽の設置に関する補助金

単独浄化槽から合併処理浄化槽への転換は、補助金の交付対象です。(「公共下水道の事業計画区域」および「集合処理区域(農業集落排水事業区域など)」を除く)
詳しくは、以下のリンクよりご確認ください。

合併処理浄化槽の設置に関する補助金