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御抜穂式が執り行われました
掲載日:2023年11月1日更新
令和5年度の新嘗祭(にいなめさい)に納上される献穀米を収穫する御抜穂式が9月24日(日曜日)、江津市桜江町において執り行われました。奉耕者は、桜江町小田の有田高士さんです。
秋晴れの空の下、桜江小学校5・6年生や島根県、島根県農業協同組合等の来賓の方で、石見高原ハーブ米「きぬむすめ」の収穫を行いました。石見高原ハーブ米「きぬむすめ」はハーブを利用した人と環境にやさしいこだわりの米として、人気の高い品種です。
今年の天候は、梅雨入りまでは平均気温はかなり高く、降水量は平年並みであり、日照時間は多くなりました。そのおかげで稲も順調に生育しました。
御抜穂式に参加された方々は慣れた手つきで刈り取られ、次々と「はで干し」を行いました。奉耕者の有田さんは「最良な乾燥状態でより美味しいお米を献納したい」と話されました。
桜江町は、本市の農業振興の中核として、環境保全型農業に取り組んでいます。美しい風景を守るために活動されている、農事組合法人小田営農組合を始め地域の皆さんを中心とした、新嘗祭献穀田への取り組みは、桜江町の歴史に深く刻み込まれる事となりました。