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新嘗祭に向け御田植式が執り行われました

掲載日:2023年6月16日更新
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令和5年度の新嘗祭(にいなめさい)に納上される献穀米の御田植式が5月21日(日曜日)、江津市桜江町において執り行われました。奉耕者は、桜江町小田の有田高士さんです。

献穀田

収穫祭にあたるこの新嘗祭は、11月23日に行われる宮中行事で、天皇陛下が新米を天地の神に供え、また食すことでその年の収穫に感謝する祭儀です。明治25年に始まり今年で131回目を迎え、毎年選ばれた全国の農家が献穀米を栽培、献上しています。

この日は、小田八幡宮の三浦正典宮司による神事が執り行われた後、300平方メートルの献穀田に入り、有田さんや来賓者、早乙女、地元小学生の手によって「石見高原ハーブ米きぬむすめ」の苗が植えられました。

島根県代表として、江津市が引き受けるのは平成13年度以来22年ぶり。このたび奉耕者として選ばれた有田さんは「このような機会をいただけたことは光栄の極みで、この上ない喜びを感じるとともに、責任の重さを痛感しています。秋には立派な献穀米が収穫できるように、最善を尽くしていきます」とあいさつしました。また、来賓として出席した中村市長は「有田さんが組合長を務める小田営農組合の努力によりこの美しい田園風景や地域が保全されてきました。組合設立20年という節目に、奉耕者に選ばれたことを大変誇りに思います。収穫まで苦労はあるかと思いますが、無事に奉納されますようお祈りします」と話しました。

今後は約3ヵ月の期間を経て、9月中旬に御抜穂祭(おぬいぼさい)を行った後に献穀米を収穫。一粒一粒を丁寧に選別し、10月下旬に宮中で行われる新嘗祭献穀式で、一升が献納される予定です。

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