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第四期 江津市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)
本市では、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条の規定に基づき策定した計画のもと、市が行う事務および事業にかかる温室効果ガスの排出を削減する取り組みを進めています。
「第四期 江津市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」に基づき、職員一人ひとりが地球温暖化対策の取り組みを実践します。
計画の概要
対象範囲
江津市役所が行うすべての事務および事業を対象とします。
計画期間
令和4年度から令和8年度までの5年間。
(令和3年度を基準年度として削減目標を定めています。)
削減対象とする温室効果ガス
二酸化炭素
温室効果ガスの削減目標
令和8年度までの5年間に基準年度(令和3年度)と対比して、13.5%削減(年2月7日%ずつ削減)することを目標とします。
取り組み内容の概要
本計画の目標を達成するために、以下の取り組みを推進します。
1.電気・燃料使用量の削減
- 施設の空調を(暖房20℃・冷房28℃)に設定
- 不必要な照明の消灯
- パソコンなどのOA機器の省エネモードの活用
- 公用車の経済運行速度運転の厳守
- エコドライブの実施
- 職員のエレベーター使用の抑制
- ノー残業デーの徹底による時間外勤務の削減
2.省資源・リサイクルの推進
- 紙の節約
- 資料の電子化
- 両面印刷・コピーの徹底
- 廃棄物の削減
- リサイクルの推進(3R+Renewableの推進)
- マイバック・マイボトル・マイ箸などの利用
- 水道使用量の節水
3.グリーン購入の推進
- 再生品再生材使用の物品の優先使用
- 事務用紙は古紙配合率70%以上のものを使用
- コピー機・プリンターのトナーカートリッジは再生品を使用
- 環境に配慮した物品の率先購入
- 事務用品はエコマーク、グリーンマーク商品を優先購入
- 公用車は低公害・低燃費車などの導入
3.施設設備に関する取り組み
- 施設で使用する電力は温室効果ガスの排出が少ない再生可能エネルギーを使用した電力への切り替えを推進
- 施設のLED照明の導入
実行計画
第4期江津市地球温暖化対策実行計画(事務事業編) [PDFファイル:655KB]
エネルギー資源は、今や私たちの生活や経済活動にとって欠かすことのできないものとなっています。
昨今の温室効果ガスの発生により、地球温暖化は深刻な問題となり、世界の平均気温は2017年地点で、工業化前(1850~1900年)と比べ、既に約1℃上昇したことが示されています。このままの状況が続けば、さらなる気温上昇が予測されます。
2015年には地球規模の課題である気候変動の解決に向けて、「パリ協定」が採択され、世界共通の長期目標として、温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と吸収源による除去量との間の均衡を達成すること等を合意しました。
さらには2050年までにカーボンニュートラルを目標とする世界各国の動きも広がり、我が国では、2020年10月に政府が2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。翌2021年4月地球温暖化対策本部において、2030年度の温室効果ガス削減目標を2013年度比46%削減することを公表しました。
本市においても本計画に定める削減目標達成に向け、今後、これまで以上に積極的な取り組みを推進していきます。
事務事業編進みぐあい
○令和4年度の取組実績は3,491.48t-Co₂となり、基準年度である令和3年度と比較して6.34%の減少となりました。
江津市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)令和4年度取組実績 [PDFファイル:285KB]