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「有機農業の推進に関する法律(有機農業推進法)」第4条第1項に基づき、江津市の有機農業推進活動の主な視点や推進テーマ別の現状・目標・課題・具体的な取組みについて策定しました。
令和5年度から令和9年度までの5年間
なお、有機農業を含めた農業を取り巻く情勢の変化等に的確に対応するため、農業を取り巻く社会情勢や状況等の変化を踏まえ、必要に応じて見直しの必要性や時期等を適切検討することとします。
消費者の食に対する安全・安心志向や環境保全への関心が高まる中、化学的に合成された肥料や農薬に頼らず地域資源を有効活用することにより、農業生産に由来する環境への負荷を低減した農業への取り組みが重要となっている。
国内外の大きな動きや江津市の農業を取り巻く状況の変化を踏まえ、「第3次江津市有機農業推進計画(令和2年度~令和6年度)」の中間年に当たる令和4年度において「第3次江津市有機農業推進計画中間見直し検討委員会」を設置し、新たに「第4次江津市有機農業推進計画(令和5年度~令和9年度)」の策定を行うこととした。
本市は中山間地域が多く、一部の地域を除いてはスケールメリットを生かした農業よりは、少量多品目・希少性のある作物の生産や、その農産物を原料にした加工など付加価値の高い農業を目指す方が優位性もあり、その一環としてこれまでも有機農業の推進にも力を入れています。
一方で、健康や環境保全に意識の高い女性やU・Iターン者等を中心に「農のある暮らし」への関心が高まっており、地域自給を基本とした有機農業への参入希望者も増えている。
消費者が求める安全かつ良質な農産物の供給だけでなく、最終的には健全な地球の存続や人の安心安全な生活に直結している有機農業を推進し、自然環境保全や自然循環機能を維持しながら、持続可能な農業を継続していくことが重要である。
「つなげよう。有機農業の輪」
~子どもたちの未来のために、豊かな自然環境と安全安心な食の確保を!~