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就任後初の新年を迎えて

掲載日:2023年1月1日更新
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新たな年明けに向けて

​新年あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては新春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年7月の市長就任後、最初の新年を迎えました。市政を担う責任の重さを改めて胸に刻み、決意を新たにしています。

昨年を振り返りますと、ロシアのウクライナへの軍事侵攻や安倍元首相銃撃事件など社会の平和や安全が脅かされるような出来事がありました。しかし、スポーツにおいて北京オリンピックで日本勢が過去最多である18個のメダルを獲得したほか、先月のサッカーワールドカップでは日本代表の健闘により強豪チームに勝利し、初の2大会連続となる決勝トーナメント進出を果たすなど、国中を元気づけてくれる明るい話題もありました。
市内でも、コロナウイルス感染拡大防止のために止む無く中止としていた江の川祭りや、ごうつ秋祭り、さくらえいきいき祭りが3年ぶりに開催されるといった明るい話題がありました。
本年もまた、皆さまを元気づけてくれるような明るい話題が満ち溢れることを願っています。

さて、本市においては、持続可能なまちを運営するDX人材育成と、組織体制を構築するために昨年9月に「スマートシティ江津推進構想」を策定し、デジタルツール等を活用して、より便利で人にやさしい社会を目指します。この具体的施策の第一弾としてマイナンバーカードを利用しての各種証明書のコンビニエンスストアなどでの交付開始を、本年7月を目標に進めてまいります。

次に新型コロナウイルス感染症が世界中に広がり始めてから3年が経ちますが、昨年より全国的に行動制限も緩和されて、全国各地で人の往来が戻りつつあります。本市内でも秋口から市内各イベントが再開され、かつての日常に戻りつつあるように感じさせられます。しかしながら、まだ新型コロナ感染症は終わってはいません。皆さまには手洗い、消毒、密の回避といった基本的な感染症防止に引き続き努めていただきますようお願い致します。
また、昨年は、近年毎年のように起こっていた大きな災害はありませんでした。しかしながら、災害の脅威はなくなった訳ではないため、江の川治水関連事業を主とした防災対策は引き続き着実に推進してまいります。
ご承知のとおり長引くコロナ禍や、昨年から続いている世界的な物価高騰が、市民生活に大きな影響を与え続けています。今後も皆さまのご不便やご心配をできる限り解消できるように適時適切な対策を引き続き講じてまいります。

世の中の情勢はさらに大きく動いており、本市を取り巻く環境も目まぐるしく変化しています。江津市を皆さまにとってさらに住みやすく、魅力的なまちにしていくために、「江津のひとをもっと笑顔に」「江津のまちをもっと豊かに」「江津のしごとをもっと魅力的に」をスローガンに、「小さくとも一層キラリとひかるまち」の実現に向け、皆さまとともに、江津の未来に向けて全力投球してまいります。

本年も変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げます。

令和5年元旦
江津市長 中村 中