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令和8年2月13日と19日、江津市役所多目的ホールにおいて、「学生と市長との意見交換会」を開催しました。
この取組は、若い世代の声を市政に届けるとともに、学生自身が地域の課題や魅力を自分ごととして捉え、まちづくりに関わるきっかけをつくることを目的として実施したものです。2月13日は江津工業高校、石見智翠館高校、江津高校、2月19日は青陵中学校が参加し、それぞれの学びや地域での気づきをもとに、市長へ提案を行いました。
江津工業高校からは、パレットごうつの活用について提案がありました。生徒にとってパレットごうつは、汽車の待ち時間を過ごす場所、放課後や休日に立ち寄れる憩いの場、地域の人と交流できる場所であることを踏まえ、トレーニングルームの設置、静かな自習スペースの確保、飲食自販機の設置などのアイデアが示されました。
石見智翠館高校からは、ICTの力で江津市をもっと元気にする提案がありました。市内農園での見学を通じ、少ない担い手でも成り立つ仕組みづくりや、新しい技術の導入の重要性に着目し、ICTを学べる拠点の必要性について発表がありました。
江津高校からは、江津に来てくれる人を増やすにはという視点から、江津の魅力が十分に伝わっていないことや、若い人の出入りが少ないことを課題として挙げ、民間企業のPRの充実、若者がお店に入りやすくなる工夫、市外・県外から来た人にも分かりやすい案内などが提案されました。
青陵中学校からは、通学路の安全確保、江津高校跡地の活用、中学生が意見を伝えることができる行政窓口の設立など、身近な暮らしや地域の将来に関わる提案が発表されました。通学路への街灯やカーブミラーの設置、跡地のイベント利用や図書館・学習スペースとしての活用など、具体的なアイデアが示されました。
意見交換では、市長が学生の提案に直接耳を傾け、提案の背景にある思いや、地域で感じている課題について対話が行われました。学生にとっては、自分たちの考えを行政に伝える貴重な機会となり、市にとっても、若い世代の視点から地域の未来を考える大変有意義な場となりました。開催趣旨でもある「市長に提案し、対話し、考えを深める」機会として、実りある意見交換会となりました。
令和8年1月26日、学生と議員との「ブラッシュアップ勉強会」を開催しました。本勉強会は、11月に市内学校で開催した議会報告会での意見交換を踏まえ、各校の代表者が今後予定している「市長への提案」をより良い内容にするため、議員と対話しながら提案内容を磨き上げる機会として実施したものです。あわせて、学生からのより具体的な提案を基に意見交換を行うことで、市内の学生の本市政への関心を高めるとともに、議員にとっても学生への理解を深める一助とすることを目的としています。
当日は、勉強会の趣旨と進め方を確認したうえで、各校代表が提案のねらいや内容(背景、課題、提案のポイント等)を共有し、議員と意見交換を行いました。意見交換では、提案の良い点や強みを確認しながら、提案の具体性や実現性、伝わりやすい構成・表現、根拠の示し方などについて意見を出し合い、今後の検討に向けたヒントを共有しました。
また、当日は、次のような内容・観点を中心に意見交換を行いました。
今後は、1月末を目安に各学校へ意見交換の内容をフィードバックし、2月13日・19日に実施する市長提案に向けて、各学校で提案内容を整理していく予定です。
令和7年11月に実施した第20回議会報告会は、市内の学校3団体(中学校1校・高等学校2校)と連携し、次代を担う生徒の皆さんが「江津市のよさ・課題」を自分ごととして捉え、地域の未来を考える機会として開催しました。社会科(公民)や総合的な探究等の学習の導入として、直接市政に携わる市議会議員から話を聞き、対話を通じて課題解決や持続可能な社会づくりへの意識を高めることをねらいとしています。
当日は、冒頭で議会の役割や活動を紹介し、議員・生徒の自己紹介の後、少人数のグループに分かれて意見交換を実施しました。会によっては、事前に議員側から市の課題を整理して提示したり、アンケートで生徒の実態や関心を把握して論点を共有したりするなど、当日の対話が深まる工夫を行いました。
意見交換では、生徒が感じている暮らしやすさ、江津の魅力、困りごとや市政への期待などを出発点に、教育・医療・観光・産業・人口・防災(自然)・地域の魅力といったテーマを手がかりに、多角的に意見を出し合いました。グループは、生徒4~6名程度に議員1名(会によっては議員2名)とし、一定時間ごとにメンバーを入れ替えながら議論を深めました。
令和7年11月に実施した議会報告会の詳細については、次の各報告書をご確認ください。
第20回議会報告会実施報告書(江津工業高等学校) [PDFファイル:163KB]