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災害で住まいが被害を受けたときは家の被害状況を写真で記録しましょう
掲載日:2023年7月21日更新
災害で住まいが被害を受けたときは、あまりのショックに、何から手を付けたらいいか分からなくなるかもしれません。
被災者の方々が一日も早く日常の生活を取り戻せるように、行政も様々な支援に動き出します。
それらの支援も受けながら、一歩ずつ再建を進めていきましょう。
その支援を受けるためにも、被害状況を写真で撮るようお願いします。
家の被害状況を写真で記録しましょう
被災者が各種支援(生活再建支援や住宅再建支援など)を受けるためには、り災証明書の交付を受ける必要があります。
その前提として江津市職員が住家の被害認定調査を行いますが、その前に建物の除去や被害箇所が分からないような修理、片付けなどをしてしまうと調査が困難となります。
そのため、あらかじめ、可能な限り被災者自身で被害状況の写真撮影を実施し、保存しておいてもらうようにお願いします。被災した住家の調査・判定にあたっては、判定根拠として、被害状況の写真が重要となります。
ポイントは、家の外と中の写真を撮ること、十分な枚数を撮ることです。
家の外の写真の撮り方
- カメラ・スマホなどでなるべく4方向から撮るようにしましょう。
- 浸水した場合は、浸水の深さがわかるように撮りましょう。メジャーなどをあてて「引き」と「寄り」の写真を撮ると、被害の大きさが良くわかります。
- 水害における外力の作用により損傷が発生した場合は、その部分が分かる写真も撮りましょう。
家の中の写真の撮り方
- 被災した部屋ごとの全景写真、被害箇所の「寄り」の写真を撮りましょう。
- 被災した部屋・被害箇所は、漏れなくすべて撮りましょう。
想定される撮影箇所
内壁、床、窓、出入口、サッシ、ふすま、障子、システムキッチン、洗面台、便器、ユニットバスなど
その他写真撮影上の注意点
- 指さし確認による撮影も、後で写真を見たときに何を撮影しているのかを理解する上で有効です。
- 家の外で撮影する場合、逆光による白飛びなどや明るさ不足による潰れに注意してください。
- 家の中で撮影する場合、明るさや手ぶれに注意してください。また、フラッシュをたいた場合は光の反射に注意してください。
- 撮影した写真データの整理を容易にするため、カメラの日時設定は正確にしておき、写真に撮影日時の記録を残しておくとよいでしょう。また、あらかじめ撮影する箇所と順序を定めておくとよいでしょう。