本文
最も古い石見の神楽役指帳を発見!
掲載日:2019年7月1日更新
最古級の情報を記した石見の神楽役指(やくざし)帳が江津市で発見されました
発見された場所
石見二ノ宮多鳩神社歴代神職の家 宇津巻家 (江津市二宮町神主)
発見した人
宇津巻節子さんと娘の磯前睦子さん
発見された石見の神楽役指(やくざし)帳
宝暦四年(1754)の演目を記した神楽役指帳で、当時、多鳩神社末社であったと思われる客大明神・皇子社(江津市千田町)で行われた神楽の演目と舞い手を記録した古文書で、天保十年(1839)に、寛延3年(1750)の神事記録と共に書き写されたものです。
この史料に記された内容は、現在知られている石見地域の役指帳の中で、最も古いものである可能性が高く、神楽演目の歴史的な変遷を知る上で非常に重要です。
神楽役指(やくざし)帳を画像で見る