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水道水の濁りの原因と対応方法

掲載日:2022年9月2日更新
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水道水の濁りについて

水道課では、皆さんに安全で安心な水道水をお届けできるよう、水道管の整備や水質の管理を日々行っています。
しかしながら、災害、火災等による消火活動、水道施設の損傷など予期せぬことで水道水が濁る場合があります。 

濁り水が発生した場合は、ご迷惑をおかけしますが、以下の対応によるご協力をお願いします。

赤い水が出たとき

原因

水道管の破損による断水・洗管作業や火災等による消火栓の使用により、水道管内を流れる水の速さや方向が変わり、水道管に長年蓄積された錆びた鉄分が剥がれることで赤茶色に濁った水(赤水)が発生します。
道路内の水道本管で発生した赤水は、排泥管や消火栓などから強制的に排出し、水道管内の水を入れ替える作業を行いますが、一部が皆さんのご家庭の給水管に流入し、蛇口から赤水が出る場合があります。

安全性

赤水の原因は鉄分であり、鉄分は人体にとっても必要な成分で、鉄分を含んだ水道水を飲んでも人体の吸収率は低く、大部分がそのまま排出されます。
そのため、誤って飲用しても健康上問題はありませんが、洗濯時には衣服が変色することがあります。

対応

コップ等に水を取って明らかに赤いときは、飲用は控えてください。
しばらく水を流し続けるとほとんどの場合は解消されますので、無色透明なことを確認してからご使用ください。

短時間で解消しない場合は、水道課までご連絡ください。

ご家庭で水を出していただく時は、庭などの屋外の散水栓で水を出してください。
屋内で水を出すと、給湯器等に濁った水が入り込む可能性があり、機器の故障の原因になる場合があります。

白い水が出たとき

原因

水道工事などにより、水道管の中の水圧が急激に変化すると、水に溶け込んだ空気が気泡となるため、白く濁って見える場合があります。

また、給湯器の中で水が急激に加熱されると、水に溶け込んでいた空気が気泡となり、お湯が白く濁って見える場合があります。

安全性

白く濁って見えるのは「空気」であるため、飲用しても健康に影響はありません。

対応

無害で自然に消滅するため、対応の必要はありません。

錆(さび)が出たとき

原因

鉄が空気に長期間触れると錆びるのと同じように、鉄製の水道管が水に触れると徐々に錆びてきます。
この錆が水道の使い初めなどに剥がれ、蛇口から出る場合があります。

安全性

鉄分は人体にとっても必要な成分で、鉄分を含んだ水道水を飲んでも人体の吸収率は低く、大部分がそのまま排出されます。
そのため、誤って飲用しても健康上問題はありません。

対応

コップ等に水道水を入れて錆が混ざっているときは、飲用は控えてください。
しばらく水を蛇口から流して、錆が出なくなったのを確認してから飲用してください。

砂が出たとき

原因

水道工事の際に管内に砂や泥が入る場合がありますが、つなぎ込みをする際は、管内の洗浄を十分に行ってから接続しています。
しかし、まれに水道管の中に砂が混入してしまうことがあります。

また、水道管に亀裂等があると、断水した場合や水道管の圧力が低下したときなどに砂や泥が亀裂から水道管に入り込むことがあります。

対応

水道工事が原因の場合は、一時的な現象のため、しばらく水を流すと砂はなくなります。

水道管の亀裂がある場合は、長期間砂などが混入します。水道管の調査と新しい水道管の工事が必要となります。

水道水から臭いがしたとき

原因

水道水は、細菌などを死滅させる効果がある塩素(カルキ)で消毒しています。
そのため、水道水は塩素の臭いがします。 

塩素の注入は必要最小限にしており、水道課では、国の法令に従い、適切に塩素消毒を実施するとともに、国が定める水道水質基準に従い安全な水を供給しています。

対応

塩素の臭いが気になる場合は、煮沸や汲み置き、冷やすことにより、臭いを軽減または解消することができます。
ただし、この場合は消毒効果が無くなりますので早めに消費してください。