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江津市都市計画マスタープラン

掲載日:2017年1月13日更新
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江津市都市計画マスタープランは、正式名を「江津市の都市計画に関する基本的な方針」と称します。ここに掲載する江津市都市計画マスタープランは都市計画法第18条の2に基づく法定計画です。 

1.都市計画マスタープランとは

一般に「都市計画マスタープラン」と呼ばれるものには、都道府県が定めるマスタープランと市町村が定めるマスタープランの2種類があります。

我が国では、都市計画法第6条の2において、「都市計画区域については、都市計画に、この都市計画区域の整備、開発及び保全の方針を定めるものとする。」とされています。条文中「都市計画区域の整備、開発および保全の方針」が都道府県が定めるマスタープランです。長期的視点に立った都市の将来像を明確に提示し、都市計画区域における都市計画の基本的な方向性を示すことを目的としています。

一方、都市計画法第18条の2において、「市町村は、議会の議決を経て定められたこの市町村の建設に関する基本構想並びに都市計画区域の整備、開発及び保全の方針に即し、この市町村の都市計画に関する基本的な方針を定めるものとする。」とされています。これにより、都市計画区域を有する市町村は、都市計画に関する基本的な方針を定める必要があります。これは、県の定めるマスタープランに即して、まちづくりの全体像や地域別構想を定めるものです。

2.策定の背景

平成12年5月の都市計画法の改正により、地域の実情に応じたまちづくりが可能となるように都市計画制度の充実が図られ、都道府県においては平成16年5月までに「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(都市計画区域マスタープラン)」を策定するよう法定化されました。

これを受け島根県では、県内26の都市計画区域すべてにおいて都市計画区域マスタープランが策定されました。平成16年1月に江津都市計画整備、開発、保全の方針が都市計画決定され、続いて同年6月、江津市は、この「都市計画区域マスタープラン」と整合のとれた「市町村都市計画マスタープラン」を策定しました。なお、島根県策定の都市計画区域マスタープランは、 島根県都市計画課のサイト <外部リンク> でご覧頂けます。

江津市は平成16年10月1日に旧桜江町と合併しました。合併により、江津市においては、平成19年4月1日現在、江津都市計画区域と桜江都市計画区域の2つの都市計画区域を有しています。ここに掲載する江津市都市計画マスタープランは、江津都市計画区域の整備、開発及び保全の方針に即して作成されたものです。

3.役割

市町村の都市計画マスタープランは、市町村自らが、その創意工夫のもとに、住民の意見を反映させて、地域社会共有の身近な都市空間を重視した都市づくりのビジョンを具体的かつきめ細かく定めるものであり、具体的には次のような内容を明らかにすることとされています。

全体構想

都市計画の目標、将来の生活像や産業構造を想定しつつ、これらを踏まえた目指すべき都市像、その実現のための主要課題、課題に対応した部門別の整備方針等を総合的に示すものです。

地域別構想

都市内の地域別の目指すべき市街地像、実施すべき施策の方向や地区計画の策定を推進すべき地区にかかる方針を示すものです。

また、実現すべき具体的な都市の将来像を示すことから、

 ・個々の土地利用規制など都市計画の意義に対する地域住民の理解を得る根拠となります。
 ・個々の都市計画相互の調整を図ります。
 ・個々の土地利用規制や各種事業の都市計画決定や変更の指針となります。

4.内容

この計画は次のような項目で構成されています。

1.現況と課題

将来のまちづくりの方向性を決めるため、都市計画にかかる現状や課題を把握するための調査資料を整理しました。

2.全体構想

まちづくりの基本理念
 良好なまちづくりを進めていくうえでの基本理念を掲げています。
まちづくりの目標
 まちづくりの基本理念を実現するため、7つの目標を定めています。
将来の目標人口
 目標年次2020年において、概ね28,000人の市民が生活することができることを目指します。
将来都市構造
 行政・文化・観光などの各拠点間の連携や、周辺市町村のネットワークなど都市構造の構想を示しています。     
部門別方針
 土地利用・交通体系・市街地整備・自然環境の保全及びみどりと水・景観形成・防災等に関する方針について
 示しています。

3.地域別構想

市域を東部、中部、西部の3地域に区分し、地域ごとの課題に対応した地域整備の方針を示します。

東部地域

  • 浅利富士、浅利黒松海岸、江の川といった豊かな自然環境を有する東部地域では、浅利地区の既存市街地や黒松地区など集落地区の保全を図りながら、自然と共生できるまちづくりを推進します。

中部地域

  • 江津市の中心市街地を形成する中部地域では、行政・文化・福祉等の拠点整備を図ることで都市機能の充実を推進するとともに、江津市のシンボルとなるまちづくりを推進します。

西部地域

  • しまね海洋館アクアスを中心とする地区を含み、有福温泉が位置する西部地域では、良好な居住環境を形成するとともに、交通ネットワークの構築による交流機会の促進、自然に囲まれた活気あふれる観光・レクリエーション空間の創出を図ります。

都市計画マスタープランの構成(概要版・PDF)

まちづくりの将来像 [PDF:130KB]

土地利用の方針 [PDF:490KB]

交通体系の方針・市街地整備の方針 [PDF:181KB]

自然環境の保全及びみどりと水の方針・景観形成に関する方針 [PDF:186KB]

防災に関する方針・まちづくりの推進に向けて [PDF:207KB]

 

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