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江津市都市計画マスタープラン(江津市の都市計画に関する基本的な方針)

掲載日:2021年6月1日更新
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都市計画マスタープランとは

一般に「都市計画マスタープラン」と呼ばれるものには、都道府県が定めるマスタープランと市町村が定めるマスタープランの2種類があります。

都道府県が定めるマスタープランは、都市計画法第6条の2に基づき、「都市計画区域については、都市計画に、この都市計画区域の整備、開発及び保全の方針を定めるものとする。」とされています。

長期的視点に立った都市の将来像を明確に提示し、都市計画区域における都市計画の基本的な方向性を示すことを目的としています。

一方、市町村が定めるマスタープランは、都市計画法第18条の2に基づき、「市町村は、議会の議決を経て定められたこの市町村の建設に関する基本構想並びに都市計画区域の整備、開発及び保全の方針に即し、この市町村の都市計画に関する基本的な方針を定めるものとする。」とされており、都市計画区域を有する市町村は、都市計画行政をはじめとしたまちづくりの指針となる「都市計画に関する基本的な方針」を定める必要があります。

これは、県の定めるマスタープランに即して、まちづくりの全体像や地域別構想を定めるものです。

背景と目的

平成16年6月に策定された「江津市都市計画マスタープラン」では、「美しい水とみどりのなかで、人々が輝くまちづくり」をキャッチフレーズに、土地利用、交通体系、市街地整備、自然環境の保全、景観形成、防災の各分野に関する計画方針を定めるとともに、同方針に基づいて各種整備、開発及び保全を図ってきました。

しかしながら、現行マスタープランが策定されて15年が経過したこと、旧桜江町との合併(平成16年10月)により市域が大幅に拡大したこと、さらに近年の社会経済情勢の急激な変化への対応や刷新された上位・関連計画との整合を図る必要性が求められているといった背景を踏まえ、このたび現行マスタープランを見直し、「令和」の時代にふさわしい新たな都市計画マスタープランを策定することとなりました。

概要

位置づけ

江津市都市計画マスタープランは、本市の「めざすべき将来像とその実現にむけた取り組みの方向性」を都市計画の分野から、総合的にまとめたもので、道路、公園、下水道、その他都市施設の整備など、将来のまちづくりに必要な都市の骨格を形づくる際の指針となります。

対象範囲

本市では、現在2つの都市計画区域(江津・桜江)を有しており、これら都市計画区域内の整備、開発及び保全を図ることに留意しながら、市全域の都市計画に関する基本方針を定めています。

目標年次

本計画の目標年次は、計画策定から概ね20年後の「2040年(令和22年)」とします。

ただし、本計画は5年ごとに計画の進捗状況を管理し、総合振興計画や立地適正化計画等の上位・関連計画と併せた見直しを図っていきます。

基本理念と将来像

基本理念

  • 理念1:市民の参画と協働による小さくとも個性が際立つまちを創る
  • 理念2:若者や子育て世代が元気に働き、いきいきと健やかに住まうまちを創る
  • 理念3:すべての市民が、安全に安心して快適に暮らせるまちを創る
  • 理念4:持続可能な都市活動や地域間の連携・交流を支えるまちを創る
  • 理念5:SDGs(持続可能な開発目標)の達成に寄与する持続可能で強靭なまちを創る
  • 理念6:豊かな自然環境と共生し、地域の資源を生かした魅力あるまちを創る

将来像

『新たな時代のなかで、小さくともキラリと光るまち「ごうつ」をめざして』

「令和」という新しい時代が始まったなかで、本市が将来にわたって持続していくためには、市民のシビックプライドの醸成を図りつつ、たとえ小さくとも、その魅力を発揮し、まちも人も輝き続ける江津市をめざします。

※シビックプライド:「都市に対する市民の誇り」という概念で、単に地域に対する愛着だけでなく、自分自身が関わって地域をよくしていこうとする自負心を指します。

将来都市構造

拠点の形成

本市の拠点を「都市拠点」、「居住拠点」、「地域コミュニティ拠点」の3つの階層に分類して、役割を位置付けます。

交通軸の形成

広域的な市外の都市間、市内の都市拠点、居住拠点、地域コミュニティ拠点間を結ぶ、利便性の高い快適な移動環境の構築に向けて、都市の骨格となる「交通軸」を形成します。

将来都市構造

将来都市構造は、まちの将来像を実現するため、計画的な土地利用及び自然環境の保全に関する基本的な配置のあり方を示すとともに、本市の拠点と交通軸の形成のあり方を示すものです。

全体構想

まちづくりの基本方針

本計画に掲げる「まちの将来像」や「計画の基本理念」の実現に向けて、1.土地利用、2.ネットワーク整備、3.都市施設整備、4.市街地整備、5.都市防災、6.都市環境形成、7.まちの魅力創出の7つの分野において、取り組み方針(基本方針)を定め、計画的に事業を進めるための指針とします。

地域別構想

江津中央地域

江津市の顔として魅力あふれ、市民だれもが利用しやすい中心市街地の形成

江津西地域

赤瓦による市街地の魅力を生かした、快適で活力あふれるまちづくり

江津東地域

高速道路の開通を見据えた、産業育成と定住・交流のまちづくり

桜江地域

桜江町の拠点性の強化と、便利で安心して暮らせるまちづくり

重点プロジェクト

「まちづくりの目標」の実現を先導するなどの視点から、重点的に取り組む事業や施策を重点プロジェクトとして挙げ、住民・事業者・行政の協働の取組を展開していきます。

本編・概要版のダウンロード

江津市都市計画マスタープラン【概要版】 [PDFファイル:1.53MB]

江津市都市計画マスタープラン【本編】 [PDFファイル:9.07MB]

関連リンク

都市計画区域マスタープラン<外部リンク>(外部リンク:島根県)

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