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君寺の歌碑
掲載日:2020年8月17日更新
君寺の歌碑
依羅娘子の生誕の地といわれる恵良の里の君寺寺苑にあります。歌碑は平成5年に地元二宮探宝会によって建立されました。
碑文は京都女子大学名誉教授清水克彦先生の筆によるものです。
二宮町神主は古くは石見国府のあった所ともいわれています。
この二宮町神主に恵良という地区がありますが、この恵良の地こそ依羅娘子の生誕の地といわれています。
依羅娘子の出身についてはいろいろな説がありますが、姫は恵良の地に住み、後、「恵良」を「依羅」に変えたと考えられています。
碑文(万葉集 巻2-140)
勿念跡 君者雖言 相時 何時跡知而加 吾不恋有牟
意訳
そんなに心配するなと、あなたはおっしゃいますけれども、再びお逢いできる日はいつと分かっているならば恋しがらないでしょう、どうして恋しがらずにいられましょうか。
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