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柿本神社の歌碑
掲載日:2020年8月17日更新
柿本神社の歌碑
ここは「姫御所」と呼ばれていた所で、人麻呂が妻「依羅娘子」と暮らしていたと伝えられています。
境内には樹齢800年といわれた「人麻呂の松」がありましたが、平成9年に枯死してしまい、今はその一部が保存されています。
歌碑は昭和44年に建立され、碑文は大阪大学名誉教授犬養孝先生の筆によるものです。
人麻呂の妻、依羅娘子の出生についてはいろいろな説がありますが、その一つがここ都野津町の医師井上道益の娘説です。
姫は「よさみ姫」あるいは「えら姫」と呼ばれ、今でも非常に親しまれています。
碑文(万葉集 巻2-132)
石見乃也 高角山之 木際従 我振袖乎 妹見都良武香
意訳
石見の国の高角山の木の際から、わたしの振る袖を妻は見てくれたであろうか。
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