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新型コロナウイルス感染症に関する人権侵害を防ぎましょう!
私たちが克服すべき相手はウイルスです。
一日も早く安定した日常生活を取り戻すためにも、正しい理解を深め、差別のない地域社会をめざしましょう。
新型コロナウイルス感染症に関する人権侵害を防ぎましょう! [PDFファイル:131KB]
感染者を非難しない
私たちは誰でも等しく感染者になる可能性があります。
「もし自分が感染したら…」と想像し、他の人からされたら嫌だと思う事は自分もしないという気持ちを常に持ち続けましょう。
感染者は「非難される対象」ではなく「守られるべき存在」なのです。
感染者の職場や家族を誹謗中傷しない
新型コロナウイルス感染を理由とした誹謗中傷や差別的な言動は、感染者本人はもとより、職場や家族(特に子どもたち)の心を深く傷つけます。
また、そのことが人を「感染を隠したい」気持ちにさせ、感染経路の調査や検査などへの協力を躊躇させてしまいます。
人権配慮の面からも、感染拡大防止の観点からも、誹謗中傷や差別的な言動は厳に慎みましょう。
インターネット上での誹謗中傷やSNS等への差別的な書き込みをしない
インターネットやSNSなどで、嘘の情報や誹謗中傷記事の掲載、差別や偏見を助長するよう心無い書き込みなどが見られます。
それらは決して許されない人権侵害行為です。
新型コロナウイルスワクチン接種に関する差別等はやめましょう
体質や持病などの理由で、新型コロナウイルスワクチンを接種できない人もいます。
また、接種を受けることは強制ではなく、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解したうえで、自らの意志で接種を受けていただくことになります。
接種していない人に対して、接種の強制や差別、不利益な取り扱いを行うことのないよう、市民の皆さんのご理解と冷静な行動をお願いします。
医療従事者や社会機能維持のために頑張る方々へ感謝の気持ちを持ちましょう
ウイルスと対峙しながら、私たちの命と健康を守る医療従事者へ感謝と思いやりの気持ちで接しましょう。
また、社会機能を維持する上で不可欠な物流などの仕事に従事している人や、様々な理由で広範囲の移動を余儀なくされている人がおられます。
県外ナンバー車や遠方からの来訪者に対する心ない言動や差別的な態度は厳に慎みましょう。