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災害時には、流れ出した汚泥などにより、家屋やその周辺が汚染されるため、生活環境が不衛生になり、感染症や食中毒が発生しやすくなります。
次の点に注意して、感染症や食中毒から身を守りましょう。
作業後、調理前、食事前、トイレの後には、石鹸で指の間まで十分に洗いましょう。
生もの、生水は避け、食品は十分加熱しましょう。調理したものは、早めに食べましょう。
井戸水や山水は飲まないようにしましょう。やむを得ず飲用する場合は、十分に煮沸しましょう。
調理器具は、使用する前と後に洗剤でよく洗いましょう。保管も衛生的にしましょう。
抵抗力の弱い子ども、お年寄りは、感染や発症をしやすいので、体調の変化に注意しましょう。
腹痛や下痢など普段と違う体調のときは、すぐに医療機関を受診しましょう。
過労にならないよう、十分な睡眠と栄養、休養をとりましょう。
けがをした場合は、化膿しやすく破傷風になるなどの危険性がありますので、医療機関を受診しましょう。
調理や食前、外から帰った時は必ず手洗いをしましょう。
ポンプ式で消毒剤を適量手に取り、手指全体に乾燥 するまですり込みます。
水1リットルに対し、逆性石けん液(ベンザルコニウム塩化物液またはベンゼト二ウム塩化物液)を10cc入れて作ります。
※消毒液が汚れると効果が低下するため、こまめに作りかえましょう。
水できれいに洗い、風邪通しを良くし、乾燥させましょう。
(便槽が溢れた場合は、逆性石けんで消毒をします)
次亜塩素酸ナトリウム液は薄めて3分以上浸して使用しましょう。
煮沸に耐えるものは、熱湯消毒をしましょう。
(10分間は 煮沸しましょう)
5~6%次亜塩素酸ナトリウム液は、水2リットルに対し、20ミリリットルを加えて作ります。