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R5年度江津中学校 学校だより2月号

掲載日:2024年3月7日更新
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四方よしの学校・継続と発展​​​(令和6年3月6日)

学校評価について(学校関係者評価委員会)

 2月21日(木曜日)に第3回学校関係者評価委員会を開催しました。学校が行った自己評価(生徒・職員の評価や保護者の皆さまからいただいた評価)とその学校評価を分析したものを5名の評価委員の皆さまにご覧いただき、貴重な意見をまとめていただきました。

 以下に、学校評価の結果を掲載し、学校関係者評価委員会でのご意見や学校での分析など、紙面の都合上、簡単にまとめましたのでご覧いただけたらと思います。

1・2学期、生徒評価の結果

生徒評価

 ほとんどの項目で、「思う」「やや思う」を合わせた肯定的評価は、80%以上の回答率であり、多くの生徒が、安心して、充実した学校生活を送っていることがうかがえます。

 しかし、否定的な回答も少なからずあることを忘れず、すべての生徒が安心して過ごせる居場所としての学校となるよう努めていく必要があると思います。また、枠で囲った項目については、ご家庭や地域と協力しながら取り組む必要があると感じています。特に、「自分にはよいところがある」については、4分の1以上の生徒が否定的です。様々な活動の根底に「ありのまま」の自分を認め、自分を高めていき、失敗を恐れず挑戦していける環境を整えるなど、「自己肯定感」の醸成を意識した取組が必要となります。例えば、我々大人が、子どものできていることに注目した声がけをすることも自己肯定感を育むことにつながると思います。 

保護者の皆さまからの評価の結果

保護者評価

 アンケートへのご協力大変ありがとうございました。今年度からフォームを使ったコンピュータネットワークでのアンケートであったためか、回答率が上がらず、52%に留まりました。回答していただいた中でも、「分からない」の回答が10%前後、多いところでは、20%を超えており、コロナウイルス感染症が5月より第5類になったとはいえ、学校へお越しいただく機会が確保できなかった影響もあるのかと思います。

 前回の学校だよりでお答えしたとおり、いただいたご回答の肯定率の経年比較としては、昨年度とほぼ同じか5ポイント以上上昇したものがほとんどでした。

来年度からは、保護者の皆さまへの連絡は、今まで使用していた「連絡ツール」から新たらしい「連絡ツール」を使用することになる予定です。お忙しいとは存じますが、その都度ご確認いただき、円滑な情報共有にご協力をお願いいたします。また、来年度は、生徒の様子をご覧いただける機会についてもできる限り確保していきたいと思います。

 また、保護者の皆さまからは、多くの肯定的評価をいただいた反面、真摯に受け止めるべきご意見もいただきました。紙面の都合上、分類させていただいたものに対しての回答を以下にお示しいたします。

学校の体制や職員の働き方について

 クラス編成や部活動など学校の体制についてご意見をいただきました。

 とても参考になるご意見をいただきありがとうございます。ご存知のとおり、1学級の人数については、国の「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」(以下「標準法」)に定められており、現在中学校は、40人学級です。島根県独自の施策を加えて、今現在は、中学校1年生は、35人学級、中学校2,3年生は、38人学級です。  

 さらに、標準法によりクラス編成を元に教職員の定数も定められています。しかし、定数のままでは対応できない課題があるため、島根県や江津市から課題に対応するための人的支援をいただいているところです。それにより、チームティーチングや学習支援、生徒指導などに関する取組を進めています。

 部活動につきましては、職員の負担について配意あるご意見をいただきありがとうございます。報道等でもご存知のとおり、部活動の平日の時間外、週休日の活動は、職員の厚意によって成り立っています。また、その種目の競技者であったり、指導者であったりするなどいわゆる専門家が担当することは難しくなってきています。現在、地域の経験者の方を部活動指導員として配置している部活動もありますが、仕組等、まだ課題があるとされています。

 地域スポーツ団体等の中体連主催大会の参加については、条件がそろえば、本年度から参加できるようになっています。これについては、申請が必要です。部活動の地域移行等については、各市町村の動きになると思われますが、今現在、検討中とのことで、具体的な情報は入ってきていません。

【生徒指導関係について】

 主に「いじめに関すること」「学校のきまりに関すること」などをご指摘いただきました。

「いじめに関すること」については、防止対策推進法に基づいた、「学校いじめ防止基本方針」に則り、認知したいじめ事案についての対応を進めていることは、昨年度もお伝えしたとおりです。「いじめ」と言う言葉をつかわないまでも、積極的に認知し、丁寧な対処をすることで、悲しい思いをすることがない、安心して過ごせる居場所となるよう努めることが大切であると思っています。なお、「学校いじめ防止基本方針」は、ホームページにアップされていますので、機会がございましたらご覧ください。

「学校のきまりや地域での行動に関すること」については、「不要物の持ち込み」や「地域での行動」、「登下校の様子」についてご指摘いただきました。担任との関わりはもちろんのこと、学年集会などを通して繰り返し伝えています。今後も地域社会や交通社会の一員としてどうあるべきかを折に触れて問いかけてまいります。この課題については、学校関係者評価委員会の中でも「地域の子どもは地域で育てる」という考えのもと「地域や保護者の方と一緒に取り組む課題である」とのご示唆を受けました。今後とも地域や保護者の方々のご協力をお願いいたします。

【人権に関することについて】

「生徒の授業中の様子」や「職員の対応」についてご指摘いただきました。

 この課題の根底には、「人権」が関わっていると思います。我々大人も含めて自他の人権を尊重する「人権感覚」、また、その「人権感覚」を補ったり、実際に行動に移すための人権に関する「知識」や「技能」を常日頃から意識していけるよう努めてまいります。今年度の人権週間の講演会に参加したお子さまの保護者の方から、「我が子の「新しい姿」に頼もしさを感じた」とのお言葉をいただきました。このような子供たちの人権感覚の涵養を見守り、また、「意図する」「しない」に関わらず、生活を営む中で子供たちが学びとっていける風土を、「子どもの人権環境」の大人として、ご家庭と連携し創っていきたいと思っておりますので、ご協力をお願いいたします。

 今後も「江津中学校の教育活動全般について継続すべき点や改善を図るべき点等を教職員でしっかりと理解し、生徒たちの健やかな成長のために活かしてまいります。引き続き、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。なお、学校関係者評価の評価結果は年度末にホームページ上に掲載いたします。

令和5年度江津中学校学校だより2月号 [PDFファイル:341KB]

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