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R4年度江津中学校 学校だより3月号

掲載日:2023年3月2日更新
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夢や志を育める学校​(令和5年3月1日)

 卒業を迎えるにあたり

 思い起こせば、令和2年の2月末に突然の休校措置が行われ、中学校入学の準備もできず、さみしい思いをしたまま中学校入学を迎えたのも束の間、全国への緊急事態宣言が発令され、再び臨時休校になりました。学校再開後も一定の制限の中での学校生活となり、 様々な大会や行事の中止、行うことができたとしても制限の中での開催、この3年間でたくさんの悔しい思いや悲しい思いをさせてしまったことを大変申し訳なく思っています。

 さて、始業式や入学式において、江津中学校の教育目標「夢や志を育む学校創り」についてお話ししました。

 夢は、将来実現させたい希望・理想    志は、心が目的に向かって動くこと

 夢として、将来に向かって進むためのエネルギーをもつことができたでしょうか。また、志として、夢に向かって進んでいくために必要な力を身に付けることができたでしょうか。

 3年生は、私立高校等の試験も終わり、残すは、県立高等学校だけとなりました。

 コロナ禍であっても自分の夢や目標に向かって日々の生活の中でベストを尽くしてきた皆さんは、着実に前進し、必ず実を結びます。たとえすぐにその願いが叶わないことがあったとしても、簡単に諦めず粘り強く努力を続けていけば、その先に自分の進むべき道が必ず見つかるはずです。

「七転八起」(しちてんはっき)「挑戦し続けている限り失敗ではない。」挑戦しているひとだけでなく、安心して挑戦し続けることができる環境を大事にしてきた江津中学校です。

 これからも、ここに居る仲間や教職員、もちろん保護者の皆さまと、皆さんが未来へ挑戦するお手伝いをします。一緒に進んでいきましょう。

 3年生と一緒に過ごせる学校生活も残りわずかとなりました。ぜひ、夢と志をもち、皆さんが未来への挑戦をし続けることを期待しています。

 1、2年生の皆さん、皆さんが目標としていた3年生の皆さんはもうすぐ卒業です。

 その3年生が主役となる卒業証書授与式は、3年生にとって一生に一度しかありません。3年生の皆さんがこの3年間の素晴らしい思い出を胸に気持ちよく巣立って行くことができるように、これまでの感謝の気持ちを表す大切な場としましょう。がんばろう!江中生!

学校評価について

 2月24日(金曜日)に第3回学校関係者評価委員会を開催し、学校側の自己評価(生徒・職員)や保護者の皆さまからの評価に対し、5名の評価委員の皆さまからの貴重な意見をまとめていただきました。

 保護者の皆さまからは、多くの肯定的評価をいただいた反面、真摯に受け止めるべきご意見もたくさんいただきました。紙面の都合上、分類させていただいたものに対しての回答を以下にお示しいたします。

【生徒指導関係】では、主に「いじめに関すること」「SNS等ネットトラブルに関すること」「校則に関すること」などをご指摘いただきました。

「いじめに関すること」については、本年度もいじめ防止対策推進法に基づいた、「学校いじめ防止基本方針」に則り、認知したいじめ事案についての対応を進めています。今後も積極的にいじめを認知し、ご指摘していただいた丁寧な対処をすることで、悲しい思いをすることがない、安心して過ごせる居場所としての江津中学校となるよう努めてまいります。なお、「学校いじめ防止基本方針」は、ホームページにアップされていますので、機会がございましたらご覧ください。

「SNS等ネットトラブルに関すること」については、ご指摘の通り、まずは、知識や技術の面での危機回避が必要です。学校でも校内外で生徒向けの講演や講義を通して学びにつなげていますが、学校では大変見つけにくいトラブルです。さらに、ネットトラブルには、道徳的側面があります。学校では、「特別の教科道徳」で、情報モラル等に関する題材を扱い、生徒と一緒に考えています。根底には、人権の尊重があり、お互いの人権が守られる心情を涵養していきたいと考えています。Ict機器は大変便利なもので、生活を豊かにしてくれますが、一つ使い方を間違うと人を傷つけたり傷つけられたりします。将来ネット社会で生きる子供たちに必要な力を、ご家庭と連携し、同じ方向を向いて育んでいきたいと思います。

「校則に関すること」についてのご指摘ありがとうございました。江津中学校は、「生徒心得」として生徒に示しています。毎年度見直しをしていますが、昨年は、「生徒指導提要」の改定もあり、生徒会からも校則に関しての動きがありますので、本校も良い機会ととらえて、生徒と一緒に考えていきたいと思います。よく「ブラック校則」についての報道もなされていますが、「これは良くて、これはダメ」という考え方から「そもそも何のために必要か」という考え方に転換していきたいと思っています。

【学習の関係】では、主に「進路に関すること」「家庭学習に関すること」などについてご指摘いただきました。

「進路に関すること」については、ご指摘のとおり、正確で早い情報提供が必要だと思います。学校組織としては、進路指導主事という役職のものがおりますので、お困りのことがございましたら、お問い合わせください。

「家庭学習に関すること」については、本年度は、形骸化が否めなかった自主学習ノートを必ず提出するやり方から任意にしたことも影響したのか、学校評価の生徒調査でも肯定的評価が70%を切り、保護者調査では、50%を切っています。学校関係者評価委員会でも話題にあがっており対応策に苦慮しておるところですが、単純に宿題の量を増やすことは、様々なところに負担を強いる心配もあり、今後検討していく課題であると考えています。

【学校行事等】を通した子供たちの成長についてもご示唆いただきました。「主体的な活動を」とのご指摘の通り学校行事等は、「特別活動」といい、生徒が普段学習していることを主体的に他者と協働して力を発揮する場と捉えています。生徒が個々や集団の成長を楽しさと感じられるようにキャリア教育を進めてまいります。

 今後も「江津中学校の教育活動全般について継続すべき点や改善を図るべき点等を教職員でしっかりと理解し、生徒たちの健やかな成長のために活かします。評価結果は年度末にホームページ上に掲載いたします。

令和4年度江津中学校だより3月号 [PDFファイル:253KB] 

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