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今学期もあと約一ヶ月を残すだけになりました。6月4日、5日には、江津市総合体育大会(いわゆる市総体)が行われました。また、10日には、二市サッカー大会、11日には、県央バスケットボール交歓大会およびハンドボールの市練習会、18日には、県総体ハンドボールの部も終了しました。選手の皆さんを送り出す壮行式においては、学校教育目標の中にもある「夢」や「志」を実現するために、「挑戦をしてきてください」と話しました。表題にある言葉は、以前の学校だよりでも紹介しましたが、生徒会のスローガン「七転八起」~挑戦し続ける限り、失敗ではない~からとった言葉です。江中生にとってとても良い言葉だと思い、ことあるごとに使わせていただいています。逆に言えば、挑戦をしなければ、得るものは少ないと捉えることもできます。勝ち負けは、ある意味、他からの評価です。挑戦しているからこそ、その評価をいかすことができます。ぜひ、挑戦したことで得た何かを次の挑戦に使ってみてください。「目標を持つこと」「粘り強く取り組む力」「緊張に対処する力」「相手に伝わるように表現する力」「団結する気持ち」「相手を尊重する気持ち」「感謝する気持ち」「自分自身を振り返る力」などなど。人それぞれだとは思いますが、意識しないと気づかないこともあるかもしれません。せっかくのお宝を使わないのはもったいないですよ。
進路説明会
6月16、17日は、進路説明会が開催されました。3年生と希望された保護者の方々は、合計17校の高等学校などから説明を聴くことができました。どの学校もそれぞれに特色をもっておられ、そこを重点的に説明されたようです。
さて、皆さん、中学校卒業後の進路決定は、皆さんが迎える人生の最初のターニングポイント(分岐点)であるとも言えます。もしかしたら今までにも人生を変える選択があった人もいるかもしれませんが、自分の進む路(みち)を主体的に自分で決める選択は、初めての人が多いのではないかと思います。今、「主体的に選択」と書きました。そうです。自分で決めます。誰かが決めてくれるものではありません。
ただし、選択するには、情報が必要です。自分の「夢」を叶えることができる進路先はどこか、自分の人生に必要な進路先はどこか、しっかりと情報を得ることができたでしょうか?
さて、選択に必要な情報は、進路先だけではありませんね。
そうです。自分自身の情報です。
それが「志」です。夢や希望を叶えるために何をしてきたか、これから何をしていくのか、これも進路を決めていくのに必要な重要な情報です。しかもこの情報を得るには、そこそこ時間がかかります。中学校に入学したときぐらいまでは振り返って、しっかりと自分の情報を集めてください。もし、足りない情報があれば今からでも遅くはありません。すぐに取り組み始めましょう。
このことは、3年生に限ったことではありません。先に話したとおり、志をもって取り組んで結果を出すためにはある程度の時間がかかります。1,2年生も今の自分とこれからの自分を考えるきっかけになるとうれしいです。
令和4年度江津中学校学校だより6月号 [PDFファイル:292KB]