授業公開日・40周年記念事業講演会を開催しました！（江津東小）

5月16日（木曜日）に公開授業・学級懇談会を行いました。5月に公開授業日を設定するのは、今年度が初めてのことです。

これまでは玉江大会があるなどの理由で、設定していませんでしたが、授業を見てもらう機会や学級懇談を増やしたいと考え、設定させていただきました。ご多用の中、沢山の方々にお越しいただき、ありがとうございました。

また、40周年記念講演として人権・同和教育、特別支援教育に関連する内容のＰＴＡ研修会も開催しました。

フリーランス写真家で、任意団体『病気の子どもと家族の会 ニモカカクラブ』代表の和田芽衣さんをお迎えし、病気、障がいをもつ娘との関わりや、病児を抱える家族の苦悩などのエピソードを交えたお話を聞きました。

『わたしと娘～それでも人生にイエスという～』という演題の通り、逆境を乗り越え、現在も様々な課題と向き合いながらも、前向きに生きておられる和田さんの明るい、パワーに溢れた講演に感動しました。

講演に引き込まれ、涙を流しながら聴き入っている方の姿も見受けられました。もと心理の専門家として病院に勤務されていたこともあり、心のことについても、とてもわかりやすく伝えてくださいました。その上、写真集『わたしと娘』を寄贈していただきました。本校の学校図書館にありますので、関心のある方は是非お読みください。

講演の感想をいくつか紹介します。
います。本日はとってもいっぱいありがとうございました。

○大変よいお話を聞かせてもらい、ありがとうございました。自分の子どもや家族は、 病気や障がいをもっているわけではありませんが、接し方、関わり方など、わからな いことは沢山あり、悩むことも沢山あります。また、職場の人間関係などにも悩むこ とや思うことが沢山あり、どのように行動すればいいのか、接すればいいのか、日々 考えます。今日お話を聞いて、そうだなと思うことや、そういう行動をとればいいの かとまた一つ勉強することができました。自分の友人に障がいや病気の家族がいる人 がいますが、その人たちの心に寄り添えられるような人になれたらと強く思いました。 ありがとうございました。

○普段は聞くことのない話だったので、とても興味深かったです。当事者になったこと はありませんが、周りにそういう方がおられたら、どのように接すればいいのか勉強 になりました。ありがとうございました。

○～略～和田さんのお気持ちを考えると、とてもしんどくて、悲しくて、辛くて、立っ ているだけでも辛い日々を送られて、乗り越えつつ頑張ってこられたんだろうなと思 います。パワーも沢山いる大変なことです。本当にお体に気をつけて、沢山の人に伝 えていってください。私も身近な方々に知ってもらうきっかけを作っていきたいと思 います。本日はとってもいっぱいありがとうございました。