赤ちゃん登校日を開催しました！（江津東小）

今年度も高塚人志先生（城西大学特任教授）に来ていただき、5月8日（水曜日）にプレ赤ちゃん登校日（赤ちゃん登校日前日の事前指導）、5月9日（木曜日）に第1回目の赤ちゃん登校日を実施しました。

平成21年度から始まったこの取組は、今年度で11回目となります。

本校の伝統となったこの取組を、子どもたちはとても楽しみにしていましたが、さすがに初対面となる今回は、ずいぶん緊張した面持ちでした。しかし、徐々に慣れ、だんだんと赤ちゃんとのふれあいや、お母さんたちとの会話ができるようになってきました。

後半には子どもたちも2回目の出会いを楽しみにできるようになってきたのでは、と感じました。これから赤ちゃん親子との出会いを重ねる中で、子どもたちは沢山のことを学んでいくことだろうと思います。今回の経験を通して、自分自身が大切に育てられてきたことに思いを馳せ、愛情を込めて世話をしてくださった方々へ対して、改めて感謝の思いを強くしてほしいと思います。

今年はＮＨＫのニュースでも放映され、江津市のホームページにも、「素晴らしい取組だ」という応援のメッセージが寄せられました。毎年感じることですが、5年生という多感な時期に、赤ちゃんやそのご両親との生の出会いをするという貴重な経験をさせてもらえることは大変教育的に意義があることだと思います。この出会いが持つインパクトは、子どもの忘れられない思い出になることでしょう。このような機会に恵まれているということは、全国の小学生の中でも希有なことであります。この教育活動を進めるにあたって、子育てサポートセンターの皆さんを初め、関係の皆さんに大変なご尽力を賜りますこと、本当に感謝です。第2回目は6月4日（火曜日）、最終の第3回目は6月28日（金曜日）のいずれも午前9時30分から、体育館において行います。観覧席も用意しておりますので、ご興味のある方は是非ご来校ください。

また、4年生は6月4日午後1時30分よりコミュニケーション講座を行います。来年度の赤ちゃん登校日に向けての事前学習の意味を持ちます。コミュニケーション能力を身につけるには、体験的な学習の積み重ねが必要です。4年生以上は、他者との関わりを通した体験的な学習への取組を充実させていき、実際に社会でも役立つコミュニケーション能力を獲得させていきたいと考えています。