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更生保護を支える人々

掲載日:2024年1月12日更新
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更生保護とは

更生保護とは、国が民間の人々と連携して、犯罪や非行をした人を地域の中で適切に処遇することにより、その再犯を防ぎ、これらの人たちの立ち直りを助けるとともに、地域の犯罪・非行の予防を図る活動です。

保護司の活動を紹介します

保護司とは

保護司とは、法務大臣から委嘱を受けた、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。
身分は非常勤の国家公務員です。給与は支給されませんが、活動内容に応じて実費弁償金が支給されます。

江津市では22人の保護司が活動されています。(令和6年6月1日現在) 
仕事の内容は、大きく3つあります。

保護観察

刑務所からの仮釈放者や少年院仮退所者などの保護観察対象者と定期的に面接し、生活や仕事について指導や援助などを行い、その立ち直りを支えます。

生活環境の調整

刑務所や少年院に入っている人の家族や引受人と会い、釈放後スムーズに社会復帰できるように生活環境を整えます。

犯罪予防活動

犯罪や非行をした人の更生について、地域社会の理解を求め、犯罪や非行を未然に防ぐため、「住民集会」、「学校との連携事業」など犯罪予防のための啓発活動を行います。

浜田地区保護司会江津分区の活動

  社会を明るくする運動推進委員会        標語入選作品表彰式

浜田地区保護司会江津分区では、毎年7月の強調月間を中心に「社会を明るくする運動」に関する活動を行っています。

大型店の店頭などで買い物客に向けた運動の啓発と非行防止の呼びかけを行っています。

また、市内の中学校を訪問して「おはよう!あいさつ運動」を実施し、小・中学生を対象とした作文コンテストや「社会を明るくする運動」の標語作品の募集を行うなど、地域の健全育成活動に取り組んでいます。

江津市更生保護女性会と協力して市内各地区ごとに「ミニ集会」を開催するなど、更生保護関係団体と連携して活動しています。

保護観察対象者の改善、更生については、担当保護司が月2回以上の面接を行い、日常生活や家庭の様子を確認しながら就学確保や、自立に向けた生活安定のため就労支援を行います。

社会を明るくする運動~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~

「社会を明るくする運動」はすべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。

問い合わせ先

浜田地区更生保護サポートセンター(浜田地区保護司会江津分区事務局)

〒697-0027
島根県浜田市殿町6-1 浜田公民館2階
電話0855-25-5345
Fax0855-25-5379

更生保護女性会の活動を紹介します

更生保護女性会とは

更生保護女性会は、女性の立場から、罪を犯した人、非行のある少年の立ち直りを支援し、だれもが人として尊重され、心豊かに生きられる安全・安心な地域と明るい社会づくりを目指して活動する女性のボランティア団体です。

江津市更生保護女性会は、昭和37年の創立以来60年を超える歴史をもち、令和6年4月現在、市内15地区約80名の会員が活動しています。

平成26年に、保護司、更生保護女性会、BBS会員による「更生保護ボランティアの協働に関する三者宣言」を行い、同じ志のもと、それぞれの特徴を生かして活動を続けています。

江津市更生保護女性会の活動

「愛の図書」贈呈運動

子どもたちに「感動する心」や「人を思いやる心」を培ってほしいという願いから、地域の方々から頂いた募金を活用して、県内の児童施設・矯正施設や市内のこども園、保育所、小中学校などに図書を贈呈しています。

更生保護女性会活動写真①     更生保護女性会活動写真②

健全育成活動

市内のこども園、保育所、放課後児童クラブでの紙芝居・腹話術公演や、小中学校での挨拶運動を行っています。

子育て支援活動

各地区での他団体と協力したこどもの育成活動や、児童養護施設への訪問活動を行っています。

犯罪・非行防止活動

社会を明るくする運動や、ミニ集会、矯正施設へのシトラスリボン贈呈活動に取り組んでいます。

社会福祉の活動

フードバンクへの協力や、施設への衣類提供活動に取り組んでいます。

協力雇用主について紹介します

協力雇用主とは

協力雇用主は、犯罪をした人などの自立及び社会復帰に協力することを目的として、犯罪をした人などを雇用し、または雇用しようとする民間の事業主の方々です。

浜田地区雇用主会に所属する会員は、令和6年4月1日現在33名、うち江津市内の会員は11名です。