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松林宗恵生誕100周年記念展示を開催しています
松林宗恵生誕100周年記念展示
江津市桜江町出身の映画監督・松林宗恵さんの生誕100周年を記念し、桜江町坂本にある松林宗恵映画記念館(水の国内)に所蔵してあるゆかりの品などを展示しています。
映画監督・海軍士官・僧侶という3つの肩書を持っていた松林さんは、70本の映画を監督し、「社長シリーズ」をはじめとする喜劇や戦争映画で知られています。
映画作品のパネルや戦地で肌身離さず持ち歩いた映画監督の黒澤明さんたちが寄せ書きした日章旗の複製なども展示しています。
開催期間
10月15日(木曜日)から12月28日(月曜日)まで
※火曜日休館
開催場所
江津市総合市民センター 1階(江津市江津町1110-17)
入場料
無料
主催
江津市教育委員会・江津市文化協会
松林宗恵監督のプロフィール
1920年(大正9年):7月7日桜江町鹿賀に生まれる
1927年(昭和2年): 井原村(現邑南町井原)の満行寺に移る
1938年(昭和13年):龍谷大学専門部に入学
1941年(昭和16年):龍谷大学を卒業し、日本大学芸術学部に移る
1942年(昭和17年):在学中に東宝に入社
1944年(昭和19年):第3期海軍兵科予備学生として学徒出陣。海軍少尉に任命される
1945年(昭和20年):終戦後、東宝に復帰
1952年(昭和27年):「東京のえくぼ」で監督デビュー
1958年(昭和33年):社長シリーズ1作目となる「社長三代記」を発表。その後、「社長学ABC」まで社長シリーズを38本中23本手がける
1985年(昭和60年):著書「私と映画・海軍・仏さま」(大蔵出版社)を出版
1990年(平成2年):受賞者第1号となる「龍谷賞」を受賞
2004年(平成16年):「松林宗恵記念館」オープン
2009年(平成21年):終戦記念日の8月15日に逝去。享年89歳
展示の様子