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第2次江津市住生活基本計画(第3次江津市住宅マスタープラン)
計画策定の背景の目的
本市は、平成16年3月に『江津市住宅マスタープラン(調査編・計画編・ストック活用計画編)』を策定し、地域の実情に応じた建築住宅施策の実施に取り組んできました。
このたび、住生活基本法第7条に定める地方公共団体の責務として、住生活基本計画の全国計画および島根県住生活基本計画に即し、令和2年3月に策定された第6次江津市総合振興計画を上位計画とし、江津市都市計画マスタープランをはじめとする関連する江津市の各種計画との整合を保ち、合併した桜江町を加えた新江津市の社会情勢や住宅事情等を考慮して、今後の住宅整備の方針や住環境整備の方向などを計画的・総合的に展開していくために、江津市住生活基本計画として見直しを行いました。
計画の位置づけ
本計画は、住生活基本法に基づく「住生活基本計画(全国計画)」、「第4次島根県住生活基本計画(第6次島根県住宅マスタープラン)」及び、本市の「第6次江津市総合振興計画」、「江津市都市計画マスタープラン2021-2040」等の上位・関連計画を踏まえて、住宅・住生活に関する基本的な考え方と施策の展開の方向性を示すものと位置づけます。
計画期間
本計画の計画期間は、令和7年(2025)年度から令和16(2034)年度の10年間とします。
なお、計画期間中においても、社会情勢の変化等に伴い、住宅・住生活施策の見直しを必要とする場合には、その都度計画の見直しを行います。
計画の内容
江津市の現状、高齢者と若者の居住意向を把握し、住宅・宅地の供給量等の目標を検討したうえで、住宅政策上の課題を整理しています。
また、江津市の住宅需要の見通しを立て、市営住宅の活用に向けた課題と目標、整備水準を設定し、今後の活用(建替)計画を定めています。
それらを踏まえて、江津市の地域性、個性を生かした魅力ある住まい・まちづくりを目指し、住宅施策のテーマを『住んでみたい・住み続けられる 甍(いらか)が映える江津 』と設定し、3つの住宅施策の目標と12の基本施策を定めています。
さらに緊急性・実現性の高いものとして3つの重点施策を定めています。
住宅施策のテーマ
住んでみたい・住み続けられる 甍(いらか)が映える江津
施策目標
- すべての市民が安心して暮らせる魅力的な住環境づくり(暮らしの目標)
- 心地よく住み続けられる住まいづくり(住まいの目標)
- 安全で江津らしいまちづくり(まちの目標)
基本施策
- ❝住みたい❞❝戻りたい❞を支える住環境の整備(暮らしの目標)
- 安心して子供を産み育てられる住環境の整備(暮らしの目標)
- 高齢者が安心して暮らせる住まいの支援(暮らしの目標)
- 地域コミュニティ組織や民間との連携強化・人材育成(暮らしの目標)
- 空き家の活用と適正管理・除却の推進(住まいの目標)
- 脱炭素社会の実現に向けた取り組み(住まいの目標)
- 安全で快適な住宅の質の向上(住まいの目標)
- 公営住宅の計画的な整備(住まいの目標)
- 住まい・まちの情報発信や学びの推進(住まいの目標)
- 自然災害に強いまちづくり(まちの目標)
- 地区特性を活かしたまちづくり(まちの目標)
- 市街地の計画的な住環境整備(まちの目標)
重点施策
- 移住・定住のきっかけとなる住まいの供給促進
- 子育て世帯の既存住宅(中古住宅)取得の支援
- 移住・定住支援や創業支援と連携した空き家活用に関する情報発信
概要版・パンフレット版・本編のダウンロード
第2次江津市住生活基本計画【概要版】 [PDFファイル:1.61MB]





