ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ 江津市立江津中学校 R3年度江津中学校 学校だより1月号

本文

R3年度江津中学校 学校だより1月号

掲載日:2022年1月12日更新
<外部リンク>

「1年を振り返る」(令和3年12月24日)

 

 2021年も残り一週間となりました。昨年は「3密」が新語・流行語大賞(現代用語の基礎知識選)になり、早くも1年が経ちました。今年は、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の投打ともの活躍ぶりを象徴する言葉「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞となりました。トップテンには新型コロナウイルス関連が多数入るかと思われましたが、関連する語は「人流」や「黙食」のみで、「ジェンダー平等」「親ガチャ」「うっせえわ」など多様な授賞語が入る結果となりました。未だにコロナ禍から抜け出せてはいませんが、引き続き自分や周囲の安全・安心に気を配りながら感染症対策をした生活をしていきましょう。

 さて、生徒の皆さんや保護者の皆さんにとって、今年はどんな一年でしたか。めまぐるしく変化する中で、何を心に据えて日々を過ごしてきましたか。時代の速い流れに身を任せっぱなしにしていては、気づいたらとんでもないところまで流されてしまうことになりかねません。

 さて、これまでに生徒の皆さんには、江津中学校の学校教育目標は「夢や志を育む学校創り」であることを何度か伝えています。「将来は、○○の仕事に就きたい」「自分の好きな◇◇を生かせる仕事がしたい」「△△な大人になりたい」「自分は□□高校に行きたい」など、様々な願いや希望があることでしょう。そこで、まず知っておいてもらいたいことは、次のとおりです。

・夢や志があるから成長できる

・夢や志を達成するために小さな目標の達成を積み重ねること

・失敗しても大丈夫

・行動するから失敗もある

・小さなことでも行動できたことが成長の証

・目の前のチャンスを逃さず、積極的にチャレンジを!

 行動を起こす上で、目標設定は必須のことであり、めざすゴールのないマラソンは苦痛でしかありません。大きな夢や志の実現のためには、小さくとも実現可能な目標を設定して一つ一つを叶えていくことが重要です。計画どおり実践できず、望む結果にならないことは多々あります。特に、他者が関われば予想とは異なることがほとんどでしょう。失敗したとしても、その捉え方、受け止め方が肝要です。私は、積極的にチャレンジしたことに価値があると考えます。さらに、前に進むために小さくても一歩を踏み出すことが大人に近づくことなのです。年の瀬にあたり、

・この1年間自分は夢や志がもてていたか。

・その夢や志の実現に向けて、小さくとも具体的な目標を立てたか。

・その目標達成に向けてどんな行動ができただろうか。

・目の前にあったチャンスを、自らつかもうとしたかどうか。

 新年を迎える前に、照れくさいかもしれませんが、ご家庭でも家族一緒に、この激動の2021年(令和3年)を真面目に振り返り、歩んできた(わだち)(かえり)みてはいかがでしょうか。そして、来る2022年(令和4年)には、どんな夢や志をもつかについても話し合ってもらえることを願います。生徒の皆さんが、自分で自分の未来を切り拓いていける学校づくり、それが江津中学校の学校教育目標「夢を育む学校創り」であり、私の今の夢であり目標です。

 我々教職員は、生徒の皆さんが夢や志をもち、それを実現するための努力を支えたり、その応援をしたりしてきました。その支援や応援は、有形無形で様々であったと思います。「大人として責任ある行動」ができるようになって卒業するために、心の中に「もう一人の自分」をつくり、対話をしながら成長してくれることを願い、私の振り返りとします。お疲れ様でした、江中生! そして、また頑張りましょう!

令和3年度江津中学校学校だより1月号 [PDFファイル:329KB]

 

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)