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都治地区コミュニティ協議会の概要

掲載日:2017年7月19日更新
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つち
■都治地区の概要
(1)人口・世帯の状況(平成25年4月末現在)
人口合計  1,170人
 男     557人
 女     613人
世帯数    519世帯
65歳以上   449人
高齢化率   38.38%
(2)地域の特色(景観・歴史・文化・伝統行事など)
 遠い昔、大穴の持神(国土の神)が、この里に180の神々を集められ、国の統治を諮りつつ饗宴を催されたという古事によって後世、都治と名づけたという歴史深さを持つ。都治は大化の改新によって石見6駅の一つ(撞道)となり、それ以来、邑智郡や迩摩郡への陸路の関門となり付近の要ともなった。現在の「都治」の字が用いられるようになったのは、室町時代で15世紀の始め頃、当地方が京都の烏丸家の領地になり「都」から代官が来て「治」めたところから都治の文字を用いるようになったと伝えられている。
 一方、後地は都治の北辺で、後に開かれたことから都治の一文字をとり後治とされたが、神亀5年(727年)以降に後地と書かれるようになった。埋蔵文化財については、波来浜、上都治埋築からの土器、旧江東中学校敷地からは古墳も発見されるなど古代集落の存在も確認されるなど、歴史の奥深さは計り知れない。
 平安、鎌倉、南北朝、そして室町戦国時代と多くの史実を残しており、江戸期以降もこの地の良好な地勢を反映して近郷においては最も輝かしい歴史を残している。また、近世、近代においては教育・医療・福祉などの分野においても江東地区の揺るぎのない中心地と位置づけられていた。
しかし、国鉄開業において駅を排除したこと、また国道9号開通により旧国道沿線の集落が衰退状態にあるものの、近年では、小、中学校や拠点的福祉施設の存在、さらに道の駅の開業や旧国道であつた県道の改修なども進み、隣接する他地域を先導するような江東地区の中心としての魅力が再び高まりつつある。
 豊かな自然と広大な農地、自然災害の危険性の低さ、公共施設と道路網の整備などにより定住要件も一層整いつつある中で、来年度から進められようとする地域コミュニティの推進により、江津市東部地区の発展の要となることを確実なものとする期待がある。
(3)地域の資源や魅力
●江津市内で戦後、最初に地域活動の拠点施設として、都治村時代の昭和24年に都治公民館が建設され、以来、社会教育・生涯教育活動等、地域のシンボル施設として記念行事を始め、文化・体育・サークル活動等、多様な利用が図られている。
●東部地域において広範な農地を有する地域として、中でも水稲は早くから農作業の集約化、機械化が進み、また、林業振興も盛んな地域であり市内で唯一の製材工場もある。
●戦前・戦後を通じて石州瓦・石見焼等、窯業の盛んな地域であった。現在はこれらの技術を踏襲する中で「民芸陶器」の町でもある。特に市内唯一の登り窯での様々な陶器の制作を始め、通年的に特色のある作品が制作されており、石見焼の「窯の町」である。
●都治地区は、水稲中心の都治地域と果樹栽培中心の後地地域によって第一次産業の振興が図られてきた。これは地域の資源特性として地質の変化が上げられる。都治地域は普通土・粘性土、後地地域は砂質土から地盤が構成されており、それぞれこの土質特性を最大限活用しての一次産業が振興されてきている。
●地理・地形的な東部の中心的な要素を兼備している。まず国道9号と山陰本線が並行して後地地域を東西に縦貫し、県道大田井田江津線が江津市東部における東西幹線道(旧国道)のバス路線として、都治町の中心部を広域的に走行し、さらに南北交通軸を形成している県道川平停車場線が放射状に交接して、東は世界遺産登録となった「石見銀山」へ、西は江津工業団地へ、南は国道261号へ、北は国道9号へと結節しており、物流、地域間交流を始め、文化・経済・産業を支える中で、多様な「まちづくり・ふるさと振興」を担っている。
 さらに、都治公民館周辺の約1平方キロメートルの範囲には東部地域の統合小学校・中学・保育園・農業集積施設・病院・郵便局・JA・駐在所・デイサービスセンター・江津市の農産物直売所として、「道の駅・サンピコ江津」等、数多くの公的公共施設が存置しており、いわゆる市域東部のシビックセンターゾーンである。
●中山間地特有の自然景観として、北面は白砂青松の日本海、南面から東面は旧・都治小学校の「校歌」にうたわれた「城山」を中心に穏やかな山地、西に目を向けると弧沢公園・浅利富士、そして地域の中心部を緩やかに流れる都治川、その沿線に圃場整備の完了した田園地帯、さらに石見地方特有の赤瓦を配した街並み又、海岸線沿いには自然エレルギーを活用した風力発電施設が設置され、新たな景観をかもし出すなど、四季折々の自然景観に恵まれるとともに創造景観の生成地区である。
●石見地方特有の郷土芸能として県内外に知れわたっている「石見神楽」を上演する団体が地域内に2団体存在する。
一つの地域に二つの団体が活動している実態は本当に数少ないものなのだが、都治地域においては、それぞれの流儀の相違と活動形態の有様によって地域に定着しており、「雛にはまれな里神楽」として、特色のある内容で郷土芸能の振興と継承活動を展開している。
●昭和45年に島根県有形文化財に指定された波来浜遺跡を始め、高津遺跡・佐古が丘遺跡・埋築遺跡等の遺跡群を始め、森家の古文書、また姫が森伝説・足利直冬の終焉地・城山等々歴史的価値の高い史跡あるいは文化遺産を有しており、これらを永く後世に語り継ぐことができる「都治史伝」・「続都治史伝」などが発刊され、様々な分野において人づくり、ものづくりが推進されている。
●協議会組織と自治会組織が一体となって地域振興の一貫として積極的な通学路の安全対策、農地保全活動等を始め迅速かつ横断的な対応が相互扶助のもとに活発に図られる地域である。
(4)地域に発生する問題や困りごと
●集中豪雨、土石流、地震、津波等の災害対策、防災意識の向上。
「江津市地域防災計画」と整合性のある都治地区独自の「ためになる、たよられる、たすけあえる」防災計画の作成が望まれる。
●後地地域は極めて勾配の無い狭小な小河川によって地域内の排水が賄われている。このため滞留や冠水が恒常的な状況となっている。
●東部地域のシビックセンター的な施設が集約されている地域特性があるものの、これらと連動する幹線道路等の社会基盤の整備が促進されていない。
●少子・過疎・高齢化に伴う農作業の担い手不足及び空き家の増加が懸念される。
●極端な過疎集落と言えないまでも、老人独居世帯の安否確認、買い物等、社会生活上の利便性の向上、世代間コミュニティの促進等、様々な課題・懸案事項が山積しつつある。
●都治地区は江東地区内の通学形態が徒歩による集団登校であるため、通学路の安心・安全な整備・確保が望まれる。(除草・歩道・視距) 
●地域内商店やスーパーの閉店が相次ぎ、近くには道の駅とコンビニしかなく(品物がそろわない)、運転のできない人には特に買物
が不便である。
●猿、いのしし、ヌートリア等、有害鳥獣対策の強化が望まれる。
●介護認定不該当の方が退院にあたり、リハビリ目的で運動できるサークル・教室の開催が望まれる。
(5)地域の将来像(基本理念・キャッチフレーズ)とその考え方
★キャッチフレーズ
「一家一花でつなぐ ~梅の降る里づくり~」
 誰もが安心して快適に暮らせる活力と個性豊かな地域づくりを基本理念に、「地域総ぐるみ・総参加の誇りのもてるまちづくり」を推進するため、梅の栽培による「梅の降る里づくり」を始め、様々な環境整備、文化活動等、地区民一丸となって共生、共歩、共育・協働・共助の意識の下、強力かつ粘り強い地域活動を展開する中で、魅力と活力に満ちた、住めば都、住んで治まる都治の里づくりを目指します。
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