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「だれもが安心して快適に暮らせるまちづくり」
地域住民と自治会をはじめとする各種団体及び行政との協働により、少子高齢化社会や地方分権の時代に対応する地域コミュニティを確立し、「だれもが安心して快適に暮らせるまちづくり」 を推進します。
現在の黒松漁港の内港を詠んだといわれる柿本人麻呂の歌が万葉集にみられることから、8世紀にはすでに黒松地域には人畑が存在したことになり、大変古い歴史を持っていると考えられます。
日本海沿いのまちである黒松地区は、大崎鼻から東方にはリアス式海岸、西には築上、平島、宝殿ケ鼻という見事な三日月が浜連続する約4kmにも及ぶ美しい海浜を有しています。
遠浅の黒松の海岸には、近年ウミガメの産卵も確認されるほどの美しい自然環境を誇り、夏の海水浴シーズンの海水浴客だけでなく、サーファーや釣り人など多くの観光客が訪れる。反面、町内には水田は皆無であり、家庭菜園程度の耕作地があるばかりです。
最盛期には100人以上の漁師が活躍する漁業のまちでした。
夜を徹して行われる大島神社の祭りには、海への畏敬が込められた地域を代表する行事として代々引き継がれてきました。
JR山陰本線の黒松駅は、江津市東端の玄関口です。
このJRの線路の北側に家屋が密集する約1.8㎢の小さな町には、倉谷川、中川、東川の3つの河川が流れています。
平成21年度には、7つの自治会(1区・2区・4区・6区・7区・8区・9区)をはじめとする各種団体を構成員として黒松自治区推進協議会を設立し、黒松地域コミュニティ交流センター(旧公民館)を中心に地域自治を進めています。