本文
再興第106回院展 島根(西)展
院展の開催
江津市桜江町の今井美術館で「再興第106回院展」が開催されます。
江津市教育委員会では市内の小中学生の芸術文化力の向上や文化芸術の生涯学習の振興のため、院展に関係する取り組みを行っています。
小中学生は無料で観覧できます。
開催期間
5月21日(土曜日)~6月12日(日曜日)
開催時間
午前10時~午後4時
開催場所
今井美術館(江津市桜江町川戸472番地1)
入場料
- 一般1,200円
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をご提示の際、本人のみ無料です。 - 学生および18歳未満は無料
来館の皆さんへ
今井美術館では、新型コロナウイルス感染拡大防止のための対策を行っています。
以下のについて、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
- マスク着用をお願いします
- 体調不良の人のご利用はご遠慮ください
- 入館者同士の距離は保ってください
市教育委員会の取り組み
無料バスの運行
土曜日は無料バスを運行します。(日曜日はありませんのでご注意ください)
行き
9時55分 江津市総合市民センター 出発
10時05分 JR江津駅 出発
10時35分 今井美術館 到着
帰り
12時00分 今井美術館 出発
12時30分 JR江津駅 到着
12時35分 江津市総合市民センター 到着
院展とは
毎年秋に開催される公募展です。
東京都美術館公募棟の広いスペースに、審査を行う日本美術院同人の作品と、公募の中から選ばれ入選した作家たちの迫力ある大きな作品が展示されます。
画歴の長いベテランから日本画を学び始めてまだ日の浅い学生まで、様々な人の日本画を観覧できます。
再興院展の字の由来
院展の「院」は、日本美術院の院を指しています。
日本美術院は、岡倉天心が「大学の上に大学院があるように、美術学校の上にも美術院が必要だ。」という考えから、明治31年7月に橋本雅邦、横山大観、菱田春草、下村観山らと創設した研究団体です。
明治43年に岡倉天心が渡米したことをきっかけに事実上の解散状態になりました。
岡倉天心が亡くなった翌年の大正3年9月に天心の精神を引き継いで、横山大観らが日本美術院を再興しました。
今年で106回目を迎える再興院展は、毎年9月上旬くらいに東京都美術展の展示が終わると、全国約10か所くらいを回る巡回展を行い、期間後半の4~5月頃に島根(西)展として、桜江町の今井美術館で開催します。
院内の序列
出品者には序列があり、一般、研究会員、院友、特待、招待、同人(どうにん)と条件と審査により地位が上がるしくみとなっています。
地位が上がると入賞入選しやすくなることはなく、毎回の出品のためにより努力が求められるそうです。
展示品にについて
公募行う一般の部と審査を経ないで出品される同人の部に分かれており、一般の部の作品規定は、225センチメートル×180センチメートル以内で、同人の部の作品には大きさの規定はありません。
出品数約300点の中から今井美術館に展示されるのは65点です。
今井美術館の情報
今井美術館<外部リンク>(外部リンク)