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新庁舎の冷暖房に地中熱を導入します

掲載日:2020年2月5日更新
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新庁舎冷暖房に地中熱を導入します!

江津市新庁舎の冷暖房(空調面積3,031平方メートル)に、地中熱を熱源として利用するための設備を導入します。
再生可能エネルギーである地中熱を利用することで、Co2排出量の削減を図り、環境への負荷を低減していきます。

本工事では、地中熱を伝導させるための熱交換チューブ(53本)を地下約100mまで埋設します。
工期は第1期(2019年度)と第2期(2020年度)に分けて行います。

島根県内の公共施設での導入は江津市が初めてとなります!

地中熱の利用の仕組み(地中熱利用促進協会からの出典)

地中熱とは

地下約10m以深の地中の温度は年中一定となり、年平均気温にほぼ等しくなります。一方、四季のある日本では、冬と夏に地上と地中との間で10℃から15℃もの温度差が生じています。
つまり、温度が一定である地中は冬に温かく、夏は冷たいということです。

地中熱利用ではこの温度差に注目して、効率的に熱エネルギーの利用を行います。

気温差の激しい夏と冬に対して、地中の温度が一定であることをグラフで掲載(地中熱利用促進協会からの出典)

導入による効果

Co2排出量の削減

地中熱利用システムは、従来型の空調システムと比較して年間約45トンのCo2排出量削減(従来システムの約42パーセント相当)を見込んでいます。

地中熱利用システムの方が、従来より年間約45トンのCo2排出量削減が見込まれることを示すグラフ

※新庁舎の空調面積(3,031平方メートル)を従来システム(灯油焚吸収冷温水機)と地中熱利用システムとで比較すると、地中熱利用システムの方が年間約45トンのCo2排出量削減が見込まれます。

コストの削減

外気温度の影響が小さい地中熱を利用した熱源装置は、年間を通して高効率な運転を可能とします。
このことにより、電気料金等のライフサイクルコストは、従来のシステムと比較して30年で約9,900万円(1年当たり約330万円)の削減が見込まれます。

地中熱利用システムの方が30年で約9,900万円(1年当たり約330万円)のライフサイクルコストの削減が見込まれることを示すグラフ

※30年のライフサイクルコストについて、従来システム(灯油焚吸収冷温水機)と地中熱利用システムとで比較すると、地中熱利用システムの方が30年で約9,900万円(1年当たり約330万円)のライフサイクルコストの削減が見込まれます。

工事の経過

令和2年1月

地中熱設備の第1期工事分の地中熱交換器埋設(34本分)と配管作業が完了しました。
第2期工事は2020年度予定で、地中熱交換器埋設(19本分)と熱源設備への接続工事となります。

地中熱交換機の配管接続を俯瞰する

令和元年12月

熱交換チューブに液漏れがないかどうか耐圧試験を行っています。(2019年12月3日現在)

地中熱利用設備工事熱交換チューブの耐圧試験

熱応答試験を実施中。地中の採熱効率を計測し、熱交換能力の確認をしています。(2019年12月3日現在)

地中熱利用設備工事熱応答試験

地中に埋設した熱交換器を配管で接続します。(2019年12月16日現在)

地中熱利用設備工事配管敷設

令和元年11月

地中を掘削するボーリング機が搬入されました。(2019年11月18日現在)

地中を掘削するボーリング機が搬入された様子

記念すべき1本目の掘削が完了!熱交換チューブを地中に埋設しています。(2019年11月20日現在)

熱交換チューブを地中に埋設する様子

熱交換チューブ投入後に珪砂を充填していきます。(2019年11月20日現在)

熱交換チューブ投入後に珪砂を充填する様子