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家庭血圧を測ろう!
掲載日:2017年1月13日更新
高血圧には、病院などで測ると高くなる「白衣性高血圧」のほかにも、家庭で高くなる「仮面性高血圧」や早朝に高くなる「早朝高血圧」など種類があります。
「仮面性高血圧」や「早朝高血圧」は病院では早期発見が難しく、治療につながりにくくなるため、家庭での血圧測定が大切です。
高血圧は脳卒中や心筋梗塞などの大きな原因となります。
江津市では40歳から64歳の年代の脳卒中死亡率が県内でも高いことが言われています。
ぜひ、この機会に自分の血圧の値(あたい)を知るため、家庭で血圧を測ってみませんか。
各地域コミュニティ交流センターなどに設置してある自動血圧計もご利用ください。
家庭血圧の測り方
血圧計の選び方
上腕にカフ(腕帯)を巻くタイプの血圧計がおすすめです(日本高血圧学会も上腕式を推奨しています)。
正しい測定方法
1日2回(朝と夜)、できるだけ同じ時間帯、同じ条件で測る
朝の測定条件
- 起床後1時間以内
- 排尿後
- 服薬前
- 朝食前
- 座位1~2分安静後
夜の測定条件
- 就寝前
- 座位1~2分安静後
座って図る
- 背もたれ付きのイスで
- 背筋を伸ばして
- カフは心臓と同じ高さ
- 腕に力を入れない
- 足は組まない
※クッションやタオルなどを腕の下に敷いて、心臓の高さに調節してください。
1機会、原則2回測定し、その平均をとる
1機会に1回のみ測定した場合にはその血圧値を用いる
週に5日以上測定をして、記録をとる
1~2週間、家庭血圧を測定した結果をかかりつけ医に診てもらいましょう。