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私が所属している税務課の仕事には大きく分けて二つの仕事があります。
一つは収入などから税額を計算し税金をかける仕事、もう一つはかけた税金を徴収する仕事。
私は税金をかける係のうちの一つ、市民税係として業務に当たっています。
市の職員になるまではあまり意識してこなかった税の仕組みですが、入庁して1年経った今でも勉強することは多くあり、日々学ぶことのある毎日です。
入庁する数年ほど前に、他の市役所で臨時職員として働いていたことから市の職員という仕事に興味を持ちました。
それまでは地方公務員の仕事に特に関心があるわけでもなく、自分に務まるとも思えませんでしたが、窓口や確定申告会場での業務を通して市民の人と接し、皆さんの生活を支える市の職員という仕事に就いてみたいと思うようになりました。
働きながらの試験勉強というのは大変でしたが、それを乗り越えた分得たものも多くあったと今では思います。
8時30分 始業、メールチェック
9時30分 市民税通知書などの発送業務
12時00分 昼休憩
13時00分 窓口、電話対応
15時00分 課税資料などの入力、チェック作業
17時15分 終業、日報への書き込み
昔の話ですが、市外に住む友人にこう言われたことがあります。
「江津市って、個人でお店を出す人が多いし栄えているイメージがある」
同じ場所に長く住んでいると、その場所に対してのイメージが固定されてしまうのか、「栄えている」という言葉は、当時の自分からすれば意外な意見だったので今でも印象に残っています。
それと同時に、自分の住む街が褒められたことが誇らしく、自分の知らない江津市の魅力がまだたくさんあることに、わくわくしたことがあります。
採用試験を受ける人は、学生や社会人などいろいろな立場の人がいると思います。
私自身もそうでしたが、学業や仕事の合間に試験勉強をするというのも大変なものです。
僕個人の解釈ですが、試験は頭の良さを見極めるものではなく、忙しい毎日の中でも勉強を続けることが出来る人かどうかを見極めるものだと思っています。
努力を続ければチャンスはあります。
頑張ってください。