市長の部屋
■ 年頭にあたって
新年明けましておめでとうございます。
皆様方にはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年も変わりませずよろしくお願いします。
さて、昨年はあの3.11東日本大震災により2万人に近い皆様が犠牲になられたところであり、改めて哀悼の誠をささげるものであります。
また、いまだに福島第一原発の完全収束はならず、多くの方々が避難生活を強いられておられると共に、何時生まれ育ったふるさとへの帰りが見えない中、「おめでとうございます」との新年のごあいさつを心から申し上げるのもはばかられる心境でもあります。
更に復興対策や、低迷する景気対策、TPP問題、社会保障と税の一体改革など、政治の混迷により我が国の先行きは極めて不透明であり、あらゆる面で閉塞感が深まる中で新年を迎えたところです。
野田総理は、日本再生元年と位置付け2012年度予算案を閣議決定されましたが、内容を見るに一般会計の49%を国債発行に依存しており、さらにこれより別枠として、東日本大震災復興費は特別会計に、基礎年金国庫負担は「年金交付国債」の発行という裏技といえる予算措置としており、借金依存度は過去最悪の状態となっており、国家財政破綻元年にならなければよいが・・・との危惧の念を抱かざるを得ない状況となっています。
こうした国家的危機から脱却するためにも、野田総理におかれてはバラマキ4Kといわれているマニフェストを根本から見直されると共に、消費増税やTPP参加、更には外交・防衛等について存分にリーダーシップを発揮され、前へ前へと突き進んでいただきたいと願うものであります。
こうした誠実で真摯な態度で取り組まれる姿を拝見することで、主権者である我々国民一人ひとりが、国難ともいわれる状況を乗り切るため「我慢・辛抱・努力」といったことに汗を流し協力することでありましょう。元来日本人とはこうした国民性がDNAの中で脈々と受け継がれていることを信じております。
ドジョウから卒業され、今年の干支の辰のように坂の上の雲を巻き込み、龍が雲を得た如くといったように、希望という天に向かって舞い上がってもらいたいものです。
平成24年1月4日
江津市長 田中 増次
